自由のドア

島根、ローカルジャーナリズム、ときどき鉄道

しまね未来探訪(62)マスコスホテル

山陰中央新報で連載中の「しまね未来探訪(62)」本日29日付け6面に掲載です。今回は益田市のマスコスホテル。ほとんどのものを地元・石見地方の職人と共同開発しています。

都会に憧れて上京し、嫌々Uターンしたオーナーの洪さん。地元へのまなざしを変えたきっかけとは…?「かっこいい大人」がキーワードです。

ネットには上がってないので、山陰両県の方しか読めず心苦しいですが、、よかったらぜひ読んでみてください!

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withコロナな新しい日常の記録

新型コロナウイルスの影響で、ライフスタイル、本当に大きく変わりました。あれほど出張して、全国飛び回っていたのに、すっかり巣ごもりライフです。せっかくなので、withコロナ時代の新しい日常を記録も兼ねて綴ってみたいと思います。

<一日の流れ>

朝、目が覚めると、スマホTwitterFacebookInstagramあたりを見ながら、一通り情報収集しつつ、徐々に起きる態勢を整えていきます。なんとなく心と体が起きる気になったら、ようやく起きます。(※ここは妥協しないというか、心と体がやる気にならなかったら、いつまでも寝てます)ポッドキャストで朝のNHKニュースを聴きながら体幹レーニングして出掛ける準備をする感じですかね。

そして、出勤というか仕事を始めるのがお昼前。やることに追われていた以前は、もう少し早かったような気もしますが、今は余裕もあるので、とにかくのんびりめ。午前中のうちに、今日やることを確認して、急を要するメールは返信します。

お昼ご飯は、自分でつくります。炊きたてのご飯と椎茸とネギのお味噌汁が定番で、もう1品、炒め物とかをつくることが多いです。これだけで普通に美味しくて、今日もがんばろーってなります。単純かも… 写真載せてみるけど…シンプルすぎる…なんか恥ずかしいな…

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かつては料理は苦手で、ほとんど、いや、全然しませんでした(正確に言えば仕事してる方が向いてるし楽しかったので優先順位が低かった)。ちえちゃんの美味しい料理をいただいていたわけですが、毎日のように人に頼りっぱなしのも人間としてどうかと考え、ついに自炊をすることにしました…これまでの私の生活感のなさっぷりを知っている方々にとっては、とても驚かれることと思います。

でもまあ、案外なんとかなるものですね。とはいえ腕がいまいちなので、新鮮な食材を使うことと、いい油を使うことを心がけています。複雑な味は出せないですが、でもこれだけで多分、そんなに不味くはならない、はず(笑)

食後はドリップでいれたコーヒーを飲みながら集中タイム。2時間は集中して原稿書いたり、資料つくったりします。3時過ぎにちょっと休憩で、ミルクティー。そのあとまた18時くらいまでは集中している感じかな。集中力が切れるのが嫌なので、本当に集中したいときは、スマホの電源も切ります…(ごめんなさい)

で、18時ごろに一段落すると簡単に夕食を食べてお散歩。それからメール返信やオンラインMTGの時間です。4月初め以降、ほとんどリアルで人と会ってないですね…なんかそれもすごい。取材はさすがに行かないといけないので、感染対策をとった上で、いくつかは行きましたが、オンラインでできるものは切り替えましたし、そのほか取材でない打ち合わせは基本、全部オンラインですね。そのうち講演もそうなるかも。

12〜18時くらいが集中できるゴールデンタイムなので、この間はほかの作業はなるべくいれないようにしています。20時台には仕事を終えて帰宅して、あとはradikoでジャズの番組とか聴きながら、のんびり本を読んでます。ラジオ最高。読書も最高。翌日原稿を書かなくてもいいときはスパークリングワイン飲むかな。原稿を抱えているときは飲まないようにしてます。

terumism.hatenablog.com

 

<大切にしていること>

こんな感じで毎日楽しく暮らしていますが、気をつけないと曜日感覚がなくなってしまうので、そこは料理でリズムを付けるようにしています。平日はご飯とお味噌汁、土日はご飯ではない麺類をつくったり、テイクアウトしたり、ですね。仕事も、土日はあんまり根を詰めて原稿書くのはしないようにしてます。

あと、TwitterとかFacebookなどのSNSは、必要以上に見過ぎないようにしてます。どうしても刺激が強いし、特にwithコロナ時代は、あえてちょっと距離を置くようにしているというか、本当に朝しか見ないです。そうそう、新聞は山陰中央新報をお昼ご飯のときに読みます。やっぱり面白い。もともとテレビは見ないです。

もう一つ大切にしているのは、なるべく地元のものを使うということです。やっぱりコロナでなんとなく気分も沈みがちなので、地元のものでお気に入りのものを身の回りに増やすようには、いつもよりしています。ずっと気になっていたまな板は、オフィスのあるフラットスタイルのものを使うようになりました。

食材は、お気に入りのローカルスーパーのキヌヤマルマンで買うようにしています。油は以前このブログでも紹介した、西粟倉の向日葵油です。お米は、実家にもらう親戚のお米、炒め物に使う豚肉は、お隣大山(だいせん)産です。

terumism.hatenablog.com

コーヒーは、お隣鳥取県澤井珈琲のプレミアムブレンドを長く愛飲してます。

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ミルクティーは、地元浜田のクボタ牛乳と英国アーマッドティーアールグレイ。紅茶も地元にしたいけど、なかなかいいのが今のところ見つかってなくて残念…

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しかし、コーヒーもミルクティーほんと美味しくて、豊かな気持ちになります。お菓子は全然食べないです、そういえば…!お菓子やスイーツより圧倒的にスパークリングワインが好きです。あんまりこれを言うと両親が心配するので…(笑)そんなに驚くほど飲んでないから、心配しないでね〜!

……………

なんか好き勝手気ままに書いてみましたが、我ながらあんまり面白くなかったかも…まあでもwithコロナの記録として、皆さんもぜひご自分の生活の変化を記録してみてください。いまは日常で当たり前だけど、それが歴史になる日もくると思うのです。そんなステキな取り組みを北海道の浦幌町立博物館が始めていると知り、刺激を受けて書いてみたブログでした。お付き合いいただき、ありがとうございました。

 

 

全著作を並べて撮影してみた

最近は、引き続き博論書籍に向けた改稿に一生懸命なのと、『みんなでつくる中国山地』2020創刊号に向けた準備、そのほか新規の連載のお話をいただき、その執筆やら企画書やらという感じで、なんだか慌ただしく過ごしています。ので、このブログの更新も滞りがちでしたが…

新型コロナウイルス関連の記事とかはいろいろ読んでいて、またご紹介したいのですが、まずはお仕事を終えて精神的な余裕を取り戻すまでは難しそうです。

でも5月は本当に気持ちがいい季節ですよね。青空に新緑に心地よい風。部屋にこもって執筆活動をしていても、なんだか気持ちがいいです。

というわけで?ちょっと慌ただしい中にも、気分転換を兼ねて、ずっと気になっていた著作の全部撮りを敢行してみました…!

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これまでも著作の写真はFacebookとかTwitterのカバー写真に使っていたのですが、結構古くて、すっかり時間が経ってしまっていて、最近の著作がフォローできていなかったので、ずっと気になっていたのです、、、ちなみに以前の写真はこちら。

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白い漆喰の壁の背景が気に入っていて、今回もこの背景で撮影したかったのですが、残念ながら入りきらなかったという…それだけ著作が増えたということで、ありがたいことです。関わってくださる皆さま、あらためて本当にありがとうございます!!!

5月中は、博論書籍の改稿に集中する感じです。引き続きがんばりたいと思います。皆さまも体調にお気を付けて!

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地域の将来人口を考えるオンライン勉強会を開催します!

このブログでも熱く語っている中国山地編集舎ですが、今週末の16,17日に、地域の将来人口を考える勉強会を開催することになりました!発起人の一人である藤山浩さんが講師で、16日が岡山県西粟倉村、17日が鳥取県智頭町の事例となります。私たちとしても初めての取り組みなので、ドキドキ…!よかったらぜひ参加してみてください!

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趣旨はこちら。

オンライン勉強会を開催します!
みんなでつくる中国山地は、そこで暮らすひとたちのために、今後も出版、勉強会、ネットワークづくりに取り組んでいきたいと思います。

中国山地編集舎の発起人である藤山浩先生に聞いてみよう!

今回、開催するのは、中国山地編集舎プレゼンツ「将来人口から中国山地の未来を考える-西粟倉村編‐」

ー人口は、地域の現状や将来を映し出す最も基本的な統計データです。人口の将来にわたるシミュレーションができれば、人口安定化に必要な定住増加人数が分かります。そのために必要な所得創出額も割り出すことができ、将来の地域経済循環のシミュレーションを具体的な目標数値を掲げて展開できます。また、将来人口を推計することで、将来の介護人数・介護費用等の介護シミュレーションも可能となります。
 こうした人口・介護・経済の将来像と連動して、次世代の拠点やネットワークの構想を具体的に描くことができるのです。
地域の現状診断からスタートし、持続可能な地域社会の将来像を、
みんなで共有し、確かな歩みを始めましょう。

日時 2020年5月16日(土)13:30から14:30
オンライン zoomにて接続します
定員 20名程度
参加申し込み Facebookページより「参加予定」ボタンを押してください。


5月17日(日)13:30から14:30は智頭町編をお送りいたします!
https://www.facebook.com/events/671286063659040

 

 

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執筆で充実したゴールデンウィーク2020

ゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしょうか。私の方は次作となる博論本の改稿に徹底的に集中していました…!!気持ちよいほど集中できて、充実してました。

振り返れば、独立後、毎年この時期は、だいたい本の執筆に追われている気がする。なぜだろう。。まあ一義的に、4月や5月はどうしても講演のお仕事も少ないし(年度初めなので)執筆に集中しやすくはあります。しかし、毎年何かしら本の執筆ができているというのは、本当にありがたいことです。

その中でもなぜ今年は気持ちよいほど集中できたのか…いろんな要因はありますが、やっぱり1つは新型コロナウイルス。3月くらいからほとんど仕事や出張がなく、規則正しく生活できている状態がほぼ続いていて、あらためて疲れをとるために休むとか、リフレッシュするとか、そういう必要もなかったことが影響しているかも。そのために日程的な余裕もあり、あまり追われることなく、無理しない執筆スケジュールになっているのも大きいような気がします。

もう1つの大きな要素は、タイミングかな。4月のブログに少し書きましたが、大幅に改稿して新しい流れをつくるという一番しんどい作業を4月に終えることができ、編集者さんにも大枠OKがもらえたので、ほっとしながら、5月はさらにブラッシュアップする作業なので、精神的余裕があります。そして、博論自体の執筆があまりにも苦しくてしんどくて、博論のことは考えたくない…見たくもない…みたいにプチトラウマ化(笑)していた時期もありましたが、ようやくその傷が癒えてきたこともあります。

そして何より、編集者さんがすごくステキな方で、やりとりしてても気持ち良いし、指摘も的確なことがすごくすごく助かってます。自分で書きながら、ここちょっとまだ書き切れてないけどとりあえず誤魔化しておくか、という箇所を適切に、しかもやさしく指摘をしてくれて、さらにこうしたらどうでしょう?的な提案までしてくれたりするので、初稿より良くなっていっている手応えがあります。すごい楽しい…!こんな気持ちで執筆できるなんてなかなかないかも…となると、逆に、何か落とし穴があるような気がして急に不安になるという性格です…笑

そうそう、おかげで博論を書籍化した作品を読みまくっていますが、皆さん素晴らしくて勉強になる。

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ちなみに、過去5年のゴールデンウィークのブログを調べてみると、本当に葛藤と執筆しかしてなくて、我ながら笑ってしまいました。

terumism.hatenablog.com

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5月9日、聴くTURNS #2「コロナでどうなる?関係人口と微住」に出演します

先日、雑誌TURNSに寄稿したことを報告しましたが

terumism.hatenablog.com

そのご縁で、5月9日(土)17時〜聴くTURNS #2「コロナでどうなる?関係人口と微住」というイベントに出演することになりました!

聴くTURNS #2「コロナでどうなる?関係人口と微住」

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もちろんこのご時世、オンラインでの参加です。とはいえ、イベント出演久しぶりで、緊張するー!何より、コロナでどうなる関係人口って、私も知りたい…(笑)どこまで話せるかなあ、ちゃんと考えておかなくては…

よかったら当日、パソコン(スマホ)の画面からアクセスしてみてください◎

 

雑誌『鉄道ダイヤ情報』に書評掲載

少し前に関川夏央さんが書評を書いてくださったことを紹介した『すごいぞ!関西ローカル鉄道物語』ですが、今度は、雑誌『鉄道ダイヤ情報』に掲載していただきました。

www.kotsu.co.jp

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一部抜粋すると

堅苦しい論文集ではなく、あくまでも紀行文が主体であり、洗練された文体による記述は、問題提起を振りかざす押しつけがましさもなく、「鉄」の立場を共有しながら、楽しく読み続けることができる。

わーん、「鉄」の立場を共有しながら、と、鉄道ファンに支持されている雑誌に書いてもらえるの、ほんとうれしいー!!あ、「鉄」とは、鉄道好きの略称です(笑)このブログの読者にはあんまり「鉄」はいないのかも…なのにいつもテンション高く鉄道のことを書いてしまってますね…ちょっぴり反省。

そうそう、この本のことは、新型コロナウイルスの感染拡大があり、こんな時に紹介しにくいかも…ということで、実は躊躇していました。が、最近、出掛けられないけど旅気分だけでも味わいたい、ローカル鉄道の応援方法を考えたい、と読んでくれる方や投稿してくださる方がいて、確かにそういう面もあるかもと思い直しました。

 もしよかったら、大型連休のおともに、お手に取ってみていただけるとうれしいです。

すごいぞ! 関西ローカル鉄道物語

すごいぞ! 関西ローカル鉄道物語

  • 作者:田中 輝美
  • 発売日: 2020/02/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)