自由のドア

島根、ローカルジャーナリズム、ときどき鉄道

【申込絶賛受付中!】10月6日はローカルメディアまつり@美又共存同栄ハウス!

来週に近づいてきました、10月6日(日)全国各地のローカルメディア実践者が集まるローカルメディアまつり。建物の収容人数もあって事前申し込み制にしていますので、ご協力お願いします!

jcej.hatenablog.com

各地の皆さんとお付き合いする中で、ローカルメディアはそれぞれ散らばっているからこそ集まりにくい、もっとお互い学び合う場がほしいという声を聞き、自分自身も含めて共感しかなく、いつか実現したいとずっと考えてきました。

地元の築87年の木造建築をイベントや宿泊ができる施設「美又共存同栄ハウス」に改修したこともあり、ようやく!実現できます。北海道、福島、鳥取、島根、中国山地、九州を拠点にする6つのローカルメディアと、関西大学岡田研究室、そして島根県立大学の私のゼミが集まる予定です。明日から順番に1つ1つ紹介していきます!

普段なかなか会えないローカルメディアの実践者たちに会える貴重な機会です。楽しく交流しながら学び合う場を一緒につくってもらえると嬉しいです。お待ちしています!!!

<日時・参加費>
・日時:10月6日(日)9時から15時
・内容:活動の紹介、制作物やグッズなどの展示販売
・参加費:500円
・会場:美又共存同栄ハウス(島根県浜田市金城町追原215)
・駐車場は無料です:美又まちづくりセンターの駐車場、ハウスまで徒歩7-8分です。(島根県浜田市金城町追原176)

<参加予定のローカルメディア>
ドット道東(北海道)
未来の準備室(福島)
関西大学岡田研究室(大阪)
bankup(鳥取
あーもんで!(島根)
みんなでつくる中国山地(中国)
クオリティーズ(九州)

 

歳を重ねるって素晴らしい

なかなかブログも書けてない日々ですが、8月は、次の著書の執筆に集中しています。お仕事はすべてお断りしてしまい、申し訳ないです…過去のブログでも書いていますが、本当に、文章を書く、表現をするというのは苦しく、心身を削られるような作業で、正直、これ以外のことは何もしたくないし、実際にできないという感じです。心苦しいですが、ご理解いただけると幸いです。

恩師に次の著作の相談をしたときは、「大学の業務やりながら書くのはしんどいよー頑張って!」と言われ、震えながら、でも何とか授業とかと両立しながら、8月頭までの学期期間中で半分近く書きました。そして今週からは授業などもなくいよいよ集中して執筆していまして、これまでより1日当たりの分量を多く書くので、本当に体力勝負というか、肩で息をしながら書いています(大げさ)。陣中見舞いという粋なタイトルのメールも、尊敬している先輩研究者からいただいて感激。

さて、そんな中でも、今後に向けてとても大切な話し合いの場を持つことになり、出かけてきました。手作りの料理をつまみながら、志を共有できて、あらためて、大人になるって、歳を重ねるっていいなと、思いました。自分で動かせる範囲が確実に広がっていることが実感できた感じです。地方で生きる手応えというか、同志とともに地域をつくっていくワクワクと面白さも同時に感じました。上手く言えないけど、あの日の贅沢で豊かな時間のことは、これからもきっとずっと覚えていると思う。こんな大切な記憶のかけらを残しておくために、このブログがあるのだと思うので、エネルギーを振り絞って書いて残しておきます。ちなみに今日の執筆状況は、字数としては書いた(9400字!)けど、自分の中での腹落ちがもう一つ。明日も頑張ろう。

 

オープンハウス、共存同栄の歴史を学ぶ…「美又共存同栄ハウス」8月イベント案内

日々に追われて、毎日全力で生きているのに、生きていくので精一杯で(大げさ)ブログ更新できず、そして直前のご案内で反省しかありません…

仲間がいたらコトが起きる「美又共存同栄ハウス」の8月は、3日(土)にオープンハウスBooks&Goods、4日(日)に地域を学ぶローカルスタディを開催します。どのイベントもどなたでも参加できますので、ぜひお気軽にご参加ください!

いずれも会場は、美又共存同栄ハウス(島根県浜田市金城町追原215、Googleマップで表示されます)です。駐車場は現地にありますので直接お越しください。

8月3日(土)13:00-16:00オープンハウスBooks&Goods第3回

築87年の建物を一度見学してみたいという声を多くいただくことから、6月から毎月1回、自由に見学可能な日を設けています。コンセプトである仲間と楽しみ、ともに食事を作り、寝る直前まで話し合うことで、コトが起きる共存同栄な場所がどのように設計されたか、をガイド役の学生が解説します。

また、学生が建物の歴史を調べたり住民の思いをインタビューしたりしてまとめた冊子や『みんなでつくる中国山地』などの関連の本、そして、手ぬぐいやマグカップ、ポストカードなど、地元の作家やクリエイターと開発した共存同栄グッズも手に取って見ていただけます。もちろん私もも現地にいます。事前申込は不要ですのでお気軽にお越しください。

8月4日(日)13:30ローカルスタディ第2回・産業組合の歴史を学ぶ

「共存同栄」の実践の一環として毎月1回、地域を学ぶ企画・ローカルスタディを開催しています。

第2回のゲストは、産業組合の歴史に詳しい中央大学経済学部の田中光准教授。産業組合は協同組合制度の一つで、1900年の法制化から戦間期までの二十年足らずの間に全国的に普及しました。

美又共存同栄ハウスの始まりは、美⼜信⽤購買販売組合という産業組合でした。建物正面に残る「共存同栄」マークも、産業組合時代のものです。そこで産業組合の歴史を学ぼうと、田中先生を講師としてお迎えすることにしました。参加費500円(地元の方は無料)です。こちらも申し込み不要ですので、当日現地(ハウス)にご集合ください。

「美⼜共存同栄ハウス」は、仲間と何かをやってみるための施設です。1937(昭和12)年に地域の⽅々が資⾦や⼟地を出し合い建築した美⼜信⽤購買販売組合事務所(農協さん)を、「仲間と楽しみ、共に⾷事を作り、寝る直前まで話し合うことで、コトが起きる」共存同栄な場所を⽬指し、クラウドファンディングによってリノベーションしました。ご予約や詳細はこちらをご覧ください。

mimatahouse.com

 

仲間との交流を楽しむ: 美又共存同栄ハウスの7月イベント情報

直前のご案内になってしまいましたが…仲間がいたらコトが起きる「美又共存同栄ハウス」の7月は、6日(土)にオープンハウスBooks&Goods、7日(日)に地域を学ぶローカルスタディ20日(土)にないならつくろうワークショップvol.1 長机を開催します。どのイベントもどなたでも参加できますので、ぜひお気軽にご参加ください!

いずれも会場は、美又共存同栄ハウス(島根県浜田市金城町追原215、Googleマップで表示されます)です。

7月6日(土)13:00-16:00オープンハウスBooks&Goods第2回
築87年の建物を一度見学してみたいという声を多くいただくことから、6月から毎月1回、自由に見学可能な日を設けています。コンセプトである仲間と楽しみ、ともに食事を作り、寝る直前まで話し合うことで、コトが起きる共存同栄な場所がどのように設計されたか、をガイド役の学生が解説します。

また、学生が建物の歴史を調べたり住民の思いをインタビューしたりしてまとめた冊子や『みんなでつくる中国山地』などの関連の本、そして、手ぬぐいやマグカップ、ポストカードなど、地元の作家やクリエイターと開発した共存同栄グッズも手に取って見ていただけます。もちろん私も現地にいます。事前申込は不要ですのでお気軽にお越しください。

7月7日(日)10:00-12:00ローカルスタディ第1回・上代美帆さんとまち歩き

「共存同栄」の実践の一環として毎月1回、地域を学ぶ企画・ローカルスタディを開催します。初回のゲストは、建物の絵葉書のイラストを担当した上代美帆さん。島根県立大学の卒業生で、在学中から金城町にある「かなぎシェアハウス」に住み、「金城町の溢れる魅力マップ」を制作したほか、卒業後も定期的に通い続けています。

上代さんが感じる地域の魅力を話してもらった後、一緒に建物の立っている追原郷(おいばらごう)を地元住民の方に案内してもらいながら歩いて、地域の歴史や文化を一緒に学びたいと思います。お気軽にご参加ください!参加費500円です。こちらも当日現地(ハウス)にご集合ください。

7/20(土)13:00- ないならつくろうワークショップvol.1 長机編 with おおなんDIY木の学校
自宅に眠っていた食器や椅子などたくさん提供していただき運営できている美又共存同栄ハウス。まだどうしても足りないものが長机でした。「長机がない…」と言い続けていたところ!

ハウスのある島根県浜田市のお隣・邑南町にあるDIYリノベーションスクール・おおなんDIY木の学校が「ないならつくろう!」とワークショップを企画してくれました。

木の学校スタッフに教えてもらいながら、みんなで一緒に美又共存同栄ハウスで使う長机をつくろうというイベントです。また、習ったスキルを早速生かして自分の机も作ってみたいという方には、第1部に続いて第2部も用意しています。

希望者はハウスに宿泊も可能です。宿泊者同士の懇親の場もつくりますので、よかったらぜひご宿泊ください(食費は別になります)。

<概要>
7月20日(土)
第1部:13:00-16:00 みんなでハウスの長机をつくろう!
第2部:16:00-19:00 自分の長机をつくろう!

<参加費>
第1部のみ:2000円
第1部と第2部:7000円
宿泊費:6000円

<定員>
第1部のみ:10人
第2部:5人
宿泊:5人
<注意事項>
・申し込みが必要です。先着順となります
・駐車場は現地で案内します
<申し込み>
https://forms.gle/gH7GTY1hMKf3m1x17

「ないならつくろう」というのは、地方、特に過疎地域を楽しむのに大切な心構えだと考えています。「ないならつくろうワークショップ」は今後もシリーズ化したいと思っています。ぜひ自分でつくってみたい、つくることを体験してみたい方は、お気軽にご相談ください!
…………
「美⼜共存同栄ハウス」は、仲間と何かをやってみるための施設です。1937(昭和12)年に地域の⽅々が資⾦や⼟地を出し合い建築した美⼜信⽤購買販売組合事務所(農協さん)を、「仲間と楽しみ、共に⾷事を作り、寝る直前まで話し合うことで、コトが起きる」共存同栄な場所を⽬指し、クラウドファンディングによってリノベーションしました。ご予約や詳細はこちらをご覧いただけると幸いです。

mimatahouse.com

6/14(金)19:00-出雲市の本屋・句読点で中国山地トークに出演します

来週6/14(金)19:00-出雲市の本屋・句読点で、奈良県東吉野村にある人文系私設図書館ルチャ・リブロの青木真兵さん、島根大学の作野広和先生と中国山地トークイベントに出演します。

ルチャ・リブロは、図書館、パブリック・スペース、研究センターなどを内包する、大げさにいえば「人文知の拠点」とのことで、最近場づくりを始めたばかりの私にとっては、聞いてみたい、そして学ばせてもらいたいことばかり。

作野先生は、仲間と創刊した年刊誌『みんなでつくる中国山地』で創刊号から欠かさず毎号「論の市」に寄稿してくださっていて、中国山地を語るのに欠かせない方です。今からとっても楽しみ。参加申込は句読点さんまでお願いします。

そして来週はもう一つ、四国・愛媛にお住まいの方にオススメのイベントがあります。6/11(火)18:30-愛媛県今治市の大島・こりおり舎さんで、四国と中国山地をつなぐトークイベント。『みんなでつくる中国山地』の森田一平さんと瀬戸内在住の中尾圭さん、愛媛県在住の酒井大輔さんが登壇します。こちらは行けませんが、絶対楽しいイベントになると思いますので、ぜひ。

 

「建物が喜んでいるみたい」美又共存同栄ハウスの第1回オープンハウスのレポート

美又共存同栄ハウスのオープンハウス Books&Goods、そして建築家和田さんによる解説ツアーおわりました。

terumism.hatenablog.com

タイトルの「建物が喜んでいるみたい」は、今回初めて見学に来られて、学生のガイドを聞いたある住民の方のコメントです。住民の方が大切に守ってきたからこそ今があるので、そう言ってもらえるのは本当に嬉しくて感動でした。

オープンハウスは松江や大田、岡山真庭などから、会いたかった方と会えました。ツアーも和田さんの熱と想いあふれるお話を直に聞くことができて、建物の新しい魅力を発見し、参加者も学生も心動かされたようでした。一緒に宿泊して深夜まで語り合ったのも良き思い出。皆さん、本当にありがとうございました!

この後6月は宿泊対応が中心で、次のイベントは7月になります。

・7/6(土)13:00-16:00 オープンハウス
・7/7(日)10:00-12:00 上代美帆さんとまち歩き(仮)
・7/20(土)13:00- ないならつくろうワークショップvol.1 長机編 with おおなんDIY木の学校(予定)

楽しそうなイベントばかりで、早くも楽しみです。近々、詳細の告知&募集をはじめていきますので、興味がある方は日程を確保しておいてもらえると嬉しいです!もちろん宿泊も受け付けていますので、まずは私までご相談ください〜!

6/2(日)美又共存同栄ハウスの第1回オープンハウスBooks&Goodsです!

築87年の旧農協を改修して再出発した「美又共存同栄ハウス」、一度見学してみたいという声を多くいただきます。そこで毎月1回、オープンハウスBooks&Goodsとして自由に見学可能な日を設けてみることにしました。島根県立大学生による建物ガイドも予定しています。6月は2日(日)13:00-16:00です。私も現地にいますので、お気軽に足を運んでみていただけると嬉しいです。お待ちしています!

美又共存同栄ハウスの住所は島根県浜田市金城町追原215です。Googleマップで、美又共存同栄ハウスで調べてもらっても出ますので、参考にしていただけると!イベントページはこちらです!

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