自由のドア

島根、ローカルジャーナリズム、ときどき鉄道

地方で食っていくには…?鳥取・汽水空港と出雲・句読点でのトーク

鳥取・汽水空港と出雲・句読点という2つの素敵な独立系書店でのイベント、どちらも本当にいい時間を過ごさせてもらいました!

 

terumism.hatenablog.com

 

テーマは仲間と創刊した年刊誌『みんなでつくる中国山地』003号で特集した「地方で食っていく」で、汽水空港では、食っていく=一種の生態系に入るイメージ、だけど、そこに入れるかがとても重要で、それは運次第なのか?いやいや、関係性(つながり)あってこそなのかな?などなど超面白い議論ができました。

句読点では考えるパンKOPPEの吉田夫妻はじめ会いたかった方がたくさん来てくれて、さすがご縁の国!集合写真を撮り損ねたことが悔やまれまくりです。

汽水空港でも句読点でも周りにどんどん面白いお店ができてきていて、小さな営みの一つ一つがまちをつくり、変えていくんだな、地方にいい風が吹いてきているなと励まされました。関係者の皆さま、参加してくださった皆さま、ありがとうございました◎

3/25(土)山極壽一さんと京都でトークします(ライブ配信あり)

山極壽一さんといえば、京都大学の元総長でゴリラ研究の第一人者として著名な方。なんとトークする機会をいただきました。大学時代からの大切な友人、浅利美鈴ちゃんのお声がけです。手強いですよ、とのことで、ドキドキです…!3/25(土)無料ライブ配信もあるので、ぜひ応援も兼ねて覗きに来てください…!!

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2023年3月25日 第37回ニッセイ財団環境問題助成研究WS  農山村を持続可能で豊かな暮らしの教育拠点にするための実践研究-京都の里山「京北」を舞台に
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「京都・農山村のSDGs教育拠点化」研究会では、2020年度より、京都市右京区京北地域をフィールドに、農山村を持続可能で豊かな暮らしの教育拠点にするための実践研究を展開してきました。教育、植物・土壌、心理など、全く異なる専門を持つ研究者が、中高生や大学生、地域の方々とかかわりながら、地域の教育資源の発掘と可視化、それらを活用した教育プログラムの開発、プログラム参加者の心の変化や成長などについて研究を進めてきました。その成果をまとめると同時に、今後のさらなる研究や取り組みの可能性について、しっかりと対話したいと考えています。
第一部 11:00~12:30 開会及び「農山村の現状と可能性」
第二部 13:15~13:55 農山村から萌芽する夢
第三部 14:00~16:00 SDGs問答「農山村から社会を変える教育を」
〇特別ゲスト
総合地球環境学研究所 所長 / 日本生命財団 会長  山極壽一
島根県立大学 准教授  田中輝美

浅利美鈴ちゃんとは6年ぶり!

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3/18(土)鳥取・汽水空港と出雲・句読点でトークします

今週末3/18(土)10:00〜鳥取「汽水空港」、17:00〜出雲「句読点」というとっっても素敵な2つの本屋さんでトークに出演させてもらいます。あの空間を味わってほしい&面白い人が集まるので、この機会にぜひぜひぜひお越しくださいませ!

@汽水空港『みんなでつくる中国山地』出版記念トーク〈シン「食っていく」論〉~つくる、つながる、生き延びる~
編集部の田中輝美さん、松浦生さん、森田一平さんと共に「シン食っていく論」を展開します。汽水空港としても、常に「田舎で本屋は成立するのか?」という問いと並走し続けています。
お集まり頂く様々な立場の方々と共にこれからの新しい「食っていく」を探る時間になればと思います。是非ご参加ください。様々な仕事が食っていけるように、様々な残るべき事柄が残るように、中国山地をみんなでつくっていけたら。

@句読点 考えるパンKOPPEさんのパンと焼き菓子販売とトークイベント
15時〜 パンと焼き菓子販売(売り切れ次第終了)
17時〜 『みんなでつくる中国山地』編集の田中輝美さんを交えてのトークイベント
現在富山県氷見市で「考えるパンKOPPE」を営んでいる吉田さん一家が句読点でパンと焼き菓子の販売と、トークイベントをしてくださることになりました!吉田さんのご実家がここ出雲にあって、学生時代には句読点のある通りもよく通っていたそうです。
「考えるパンKOPPE」という店名の通り、パンや焼き菓子だけでなく、本も販売されているそうです。詳しくは、ミシマ社さんのウェブサイトでも取材されています。(【みんなのミシマガジン 考えるパンKOPPE】で検索したら出てきます)
当日は、うちもKOPPEさんも扱っている『みんなでつくる中国山地』編集の田中輝美さんをお招きして、トークイベントも企画しています。地方で小さなお店をやること、食べていくこと、なぜ本を扱うのか、店をやって見えてきたこと、などさまざまなことについてお話しできたらと思います。会場は15席ほど予定していますが、インスタライブ配信も予定しています。参加無料です。ぜひご参加ください。

 

『関係人口の社会学』が第1回日本社会関係学会賞の最優秀賞を受賞

著書『関係人口の社会学』(大阪大学出版会)が、第1回日本社会関係学会賞の最優秀賞をいただくことになりました。発刊から1年10ヶ月、まったく予想していなかったので、とても驚きつつ、本当に嬉しくありがたいことで、この本に関係する皆さまはもちろん、これまで応援、支えてくださっている皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです…!!!!!しっかり精進していきたいと思います。

 最優秀賞に輝いた田中輝美『関係人口の社会学-人口減少時代の地域再生』は、近年関心が高まる「関係人口」という分析概念・枠組みにより、人口減少が著しい地方の再生を目指して、地方に密着して長年観察し続けた研究成果をまとめた力作である。「関係人口」について社会学の既存研究を丁寧にフォローしており、3地域の事例研究も質的に深い洞察がある。さらに、地域再生の担い手育成という観点から、「関係人口」を社会関係資本と関連づけ、住民目線から、半ば当事者として課題意識を持ち、考察している。文章や図表も丁寧かつ魅力的である。丹念な事例研究に基づいて新たなソーシャル・キャピタル論を展開していることが高く評価された。

 

3/4(土)阿東でこうして食っているwithみんなでつくる中国山地

3/4(土)13:30-は山口のりんご園で「地方で食っていく」をテーマにしたイベントに登壇します。企画があともり(阿東を盛り上げたい女性のネットワーク)で、とても素敵な方たちの集まりなので、楽しみ楽しみ。参加申込の締め切り3/1(水)ですので、検討中の方はお急ぎくださいー!

 

この本、火傷します!?大阪・スタンダードブックストアでの003号発刊記念イベント終わりました

大阪・スタンダードブックストアでの003号発刊記念イベント、たくさんの方に駆けつけていただき、熱気と笑いあふれるイベントとなりました!(終了後しばらくして写真撮影に気づき、残っていた方だけでの撮影となりました…反省…写真はいつもの「山地ポーズ」です!)

『みんなでつくる中国山地』ってどんな本?と聞いたときの、登壇者の一人で大阪在住のコピーライター・日下さんの答えが「火傷するよ!」。それってどんな本なんだ!と笑ってしまいましたが、それほど熱量が伝わってくるとのことで、嬉しくありがたい限りです。

参加してくれた皆さん、登壇してくれた日下さん、スタンダードブックストアの中川さん、本当にありがとうございました!ぜひ次の004号もスタンダードブックストアで、そして中国山地でも会いましょう^^

【みんなどうやって食っていっているの…?】2/17(金)大阪・天王寺のスタンダードブックストアでトーク

【みんなどうやって食っていっているの…?】今週2/17(金)夜は大阪・天王寺の素敵な独立系書店スタンダードブックストアでトークです。夏にも開催させてもらったのですが、これがものすごく面白くて大興奮だったので、今回は松江からデザイナーの安田よーこさんも一緒に参加します。コピーライターの日下さんやスタンダードブックストアの中川さんとともに熱烈歓迎、お待ちしています!

www.standardbookstore.net

 「過疎は終わった!」と高らかな宣言とともに発刊された年刊誌『みんなでつくる中国山地』。昨年の夏にアツいトークを繰り広げましたが、今回は新刊発売にあわせてトークも第2弾。発起人の田中輝美さんとデザイナーの安田よーこさんが中国山地からやってきます。「ここで、食っていけるの?」と刺激的な内容のVol.3の話を中心に、生き方、暮らし方、稼ぎ方、世界の創り方を語り合いましょう。この大阪で中国山地から現世のサバイブ術を学ぶのだ〜。
 お相手は「隙ある風景」でおなじみケイタタこと、日下慶太さん。大阪在住ながら、山陰広告賞の審査委員長を務め、2020年の山陰広告賞のグランプリに「みんなでつくる中国山地」を選んだのがご縁で語っていただきます。あっ、ついでにスタンダードブックストア中川和彦も。