自由のドア

島根、ローカルジャーナリズム、ときどき鉄道

チャレンジしたからこそ出会えるもの〜第12回全国水源の里シンポジウム

京都府舞鶴市で「第12回全国水源の里シンポジウム」に登壇しました。素晴らしいメンバーに恵まれて深い議論となり、関係人口をテーマに執筆予定の博士論文につながる気付きがありました。最後は何故か私の決意表明みたいになりましたが(笑)会場の方から激励の拍手や直接のお声掛けもたくさんいただき、苦しいけどがんばっていい論文書くぞーーとあらためて誓いました。

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過去の大会は水源の里=地方側のみで考えてきたそうです。今回初めて都市と農山漁村の共生をテーマに据え、都市側として東京都特別区長会事務局の菅野良平さんが登壇。京都移住計画の田村篤史さんの取り組みは示唆に富んでいたし、地元の霜尾誠一さんの地に足を着けて、そして腹をくくった実践の話は心揺さぶられました。個性豊かなメンバーをまとめてさばいてくださった 杉岡秀紀先生に感謝。何より舞鶴市をはじめとした事務局の皆さま、大規模でチャレンジングなイベントの企画、運営は大変だったと思います。本当にお疲れさまでした。ありがとうございました!

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ほんとにすごく問題意識と想いのある方たちが集まっていて、交流会も大盛り上がり。共感と感動で途中、泣いてしまいました…うまく言えませんが、これも事務局の方たちがチャレンジしたからこその熱気だったと思うし、チャレンジしたからこそ出会えたのだろうなと思います。官民超えて各地の仲間に出会えるのは本当に嬉しくて、励まされます。時代は確実に変わった。新聞記者時代に著書を読みまくった大森彌先生の基調講演も深かった。さてさて、明日は大好きな京都丹後鉄道の取材。楽しみ◎

 

人が楽しそうなまちは、楽しい!松江のイベント「C! C! C!」

島根県松江市のカラコロ工房で開催中のイベント「C! C! C!」に行ってきました。島根はもちろん全国の名店のカレー、コーヒー、チョコレートという3つのCが勢揃い。

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たくさんの人で、というか、たくさんの笑顔で溢れていて、幸せな空間と時間をのんびりと味わいました。あらためて、人が楽しそうなまちは、楽しいなと。昨年はなんと2000人以上訪れたそうです。島根ではあまり見かけない行列ができていました(笑)

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一緒に暮らしているちえちゃんがプロデュースしているイベントでもあり、誇らしく思います◎ また来年もあるのかな?やってほしいなー

C!C!C! in MATSUE

 

しまね未来探訪(43)離島キッチン

本日26日付け山陰中央新報、連載「しまね未来探訪」は海士町観光協会が全国で展開する「離島キッチン」です。私もいろんな島に関わり、さらに最近急速にハマりつつあります。それでもうまく「島の魅力」が言語化できなかったのですが、離島キッチンの佐藤喬さんが「距離的に近くても全然違う。食べ方も独自に確立されていて、混ざらなくて、まるで原色の風景を見ているようで面白い」と説明していて、なるほど!それだよね!と納得のコメントですっきり。詳しくはぜひ読んでみてくださいー!

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久しぶりの隠岐島後にも新しい風が吹いていた

島根県の離島、隠岐島後(どうご)に出掛けてきました!最近、隠岐島前(どうぜん)の西ノ島町に出掛けることが多かったので、島後は久しぶり。まずは松江市七類港からフェリー「おき」に乗り込み、隠岐の島町の西郷港へ。青空で凪いでいて気持ちいい。

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ちなみに船内のテレビはなぜか大リーグ中継であることが多く、横になって大リーグ中継をのんびり眺めるのも好きな時間です。訪れたのはゲストハウス佃屋(つくだや)。大きなお屋敷をリノベーションしていて、素敵な空間でした。

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料理も絶品だとか。今回は泊まれなかったけど、次こそぜひ◎ オーナーの宮本咲季さんとも久しぶりに会えて良かったです。宮本さんは、島根にまだゲストハウスが普及していないころにクラウドファンディングを立ち上げて、すごく印象的でした。

もう1つ、隠岐の島でのお目当ては「京見屋分店」。島の食べ物や島根の器、センスの良い雑貨が並んでいるお店です。WiFiあって休憩もできます。私の本も置いてくれることになって嬉しい!この日ずっと案内してくれた、京見屋分店の谷田一子さんと記念撮影。島に暮らすリアルを話してくださって、ほかにも、くすぶるハウスという新しいゲストハウスができていることを教えてくれたり、島後にも新しい風がやっぱり吹いているなーと実感しました。すごく学び多かったです。ありがとうございましたー!最近、島がどんどん好きになっているのを感じます。

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しまコトラボ第2回「関係人口×ローカルメディア」開催しました

しまコトラボ第2回が東京でありました!今回のテーマは「関係人口×ローカルメディア」。ゲストの影山裕樹さんと鯨本あつこさんと楽しく、それはそれは楽しく、お話させてもらいました。本当にありがとうございましたー!第3回は12月21日(金)です◎

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このシリーズは、初回、指出さんをお招きしたもの。関係人口×○○をテーマに、私が、好きな人とトークするという、ありがたい企画です。今回も、ローカルメディアは「関係案内所」になるのか?とか、関係人口はお金じゃなくて内発的な動機付けがないといけないのか??など、良い論点に気付きました。ありがたすぎる…

 ゲストの影山裕樹さんについてはこちら。もう一人のゲスト、鯨本あつこさんについてはこちら。 

こうやってご縁が深まっていくのはうれしい。しかしですね、このブログにだけ、ちょっと弱音を吐きますが、募集開始すると同時にあっという間に予約で埋まって、増席対応したり、すごい反響だーと喜んでいたのですが、当日は、思った以上のキャンセルが出て、空席も目立ちました。それならもっと来たいという人たちもまだまだいてくれたから、来てもらったら良かったなーとか、ちょっと悔しいというか残念な気持ちになりました。平日だから急に仕事が入ったとかもあるのでしょうが…何かいい手立てがないものかしら。すごくいいトークになっただけに、余計に残念……涙

世の中ラボ「鉄道の未来を考えてみる」で『ローカル鉄道という希望』が紹介されました!

作家の斎藤美奈子さんが、いまのニュースを毎月3冊の関連本を選んで論じるコーナーに『ローカル鉄道という希望』が紹介されました!全然知らなかったのですが、いつも応援してくれている知人が教えてくれました。感謝。感激。

すごく読み込んでくださっていて、感無量です。記念に画面キャプチャ。やっぱり、この本を書いて良かったし、これからも、こうやって時間が経っても読んで考えてもらえる、そんな作品を作りたいです。時の流れに耐えうる作品。なんかこう言うとでかいですね…笑 創作意欲UP。がんばるぞー!

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懲りずにAmazonページも貼り付けます!ぜひぜひお手にとってみてください◎

ローカル鉄道という希望:新しい地域再生、はじまる

ローカル鉄道という希望:新しい地域再生、はじまる

 

 

 

しまねUIターンフェアin東京2018、史上初の2DAYSです

毎年恒例、しまねUIターンフェアin東京で「関係人口」をテーマに大学生たちとトークしてきました。独立後、毎年参加させてもらっているイベント。これまでは「UIターンの先輩」というブースに座って1日張り付いていましたが、今年はちょっと違って、関係人口セミナーで登壇し、モデレーターを務めました。

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左から、そろばんが好きで奥出雲の「勝手に観光大使」をしている千田はるかさん(栃木出身)、ルーツ島根の主力で活躍中の野津直生くん(松江出身)、生まれ育った津和野への愛が止まらない島田実久さん、埼玉から隠岐島前高校に進学、いまは上京していますがいつか島に帰りたいという武藤俊乃介くん。

みんなしっかり自分の考えてることを口に出して話していて、激しく感動。なぜ地域に関わるようになったのか、島根の何が魅力なのか。私も学ばせてもらったし、島根の未来に希望が持てたし、何よりめちゃくちゃ楽しかった!武藤くんが友人に言われたという現代の「島流し」という言葉にリアルを感じました…

貴重な場を設けてくださった関係者の皆さま、ありがとうございました◎ 一気にたくさんの人に会えてありがたい場です!

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フェアは史上初の2日間。明日21日(日)も引き続き有楽町の国際フォーラムであります。私はいませんが、島根の人が大集合してますので、ぜひぜひお越しくださいっ!

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しまねUIターンフェアの思い出たくさん…