自由のドア

島根、ローカルジャーナリズム、ときどき鉄道

久しぶりの隠岐島後にも新しい風が吹いていた

島根県の離島、隠岐島後(どうご)に出掛けてきました!最近、隠岐島前(どうぜん)の西ノ島町に出掛けることが多かったので、島後は久しぶり。まずは松江市七類港からフェリー「おき」に乗り込み、隠岐の島町の西郷港へ。青空で凪いでいて気持ちいい。

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ちなみに船内のテレビはなぜか大リーグ中継であることが多く、横になって大リーグ中継をのんびり眺めるのも好きな時間です。訪れたのはゲストハウス佃屋(つくだや)。大きなお屋敷をリノベーションしていて、素敵な空間でした。

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料理も絶品だとか。今回は泊まれなかったけど、次こそぜひ◎ オーナーの宮本咲季さんとも久しぶりに会えて良かったです。宮本さんは、島根にまだゲストハウスが普及していないころにクラウドファンディングを立ち上げて、すごく印象的でした。

もう1つ、隠岐の島でのお目当ては「京見屋分店」。島の食べ物や島根の器、センスの良い雑貨が並んでいるお店です。WiFiあって休憩もできます。私の本も置いてくれることになって嬉しい!この日ずっと案内してくれた、京見屋分店の谷田一子さんと記念撮影。島に暮らすリアルを話してくださって、ほかにも、くすぶるハウスという新しいゲストハウスができていることを教えてくれたり、島後にも新しい風がやっぱり吹いているなーと実感しました。すごく学び多かったです。ありがとうございましたー!最近、島がどんどん好きになっているのを感じます。

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しまコトラボ第2回「関係人口×ローカルメディア」開催しました

しまコトラボ第2回が東京でありました!今回のテーマは「関係人口×ローカルメディア」。ゲストの影山裕樹さんと鯨本あつこさんと楽しく、それはそれは楽しく、お話させてもらいました。本当にありがとうございましたー!第3回は12月21日(金)です◎

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このシリーズは、初回、指出さんをお招きしたもの。関係人口×○○をテーマに、私が、好きな人とトークするという、ありがたい企画です。今回も、ローカルメディアは「関係案内所」になるのか?とか、関係人口はお金じゃなくて内発的な動機付けがないといけないのか??など、良い論点に気付きました。ありがたすぎる…

 ゲストの影山裕樹さんについてはこちら。もう一人のゲスト、鯨本あつこさんについてはこちら。 

こうやってご縁が深まっていくのはうれしい。しかしですね、このブログにだけ、ちょっと弱音を吐きますが、募集開始すると同時にあっという間に予約で埋まって、増席対応したり、すごい反響だーと喜んでいたのですが、当日は、思った以上のキャンセルが出て、空席も目立ちました。それならもっと来たいという人たちもまだまだいてくれたから、来てもらったら良かったなーとか、ちょっと悔しいというか残念な気持ちになりました。平日だから急に仕事が入ったとかもあるのでしょうが…何かいい手立てがないものかしら。すごくいいトークになっただけに、余計に残念……涙

世の中ラボ「鉄道の未来を考えてみる」で『ローカル鉄道という希望』が紹介されました!

作家の斎藤美奈子さんが、いまのニュースを毎月3冊の関連本を選んで論じるコーナーに『ローカル鉄道という希望』が紹介されました!全然知らなかったのですが、いつも応援してくれている知人が教えてくれました。感謝。感激。

すごく読み込んでくださっていて、感無量です。記念に画面キャプチャ。やっぱり、この本を書いて良かったし、これからも、こうやって時間が経っても読んで考えてもらえる、そんな作品を作りたいです。時の流れに耐えうる作品。なんかこう言うとでかいですね…笑 創作意欲UP。がんばるぞー!

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懲りずにAmazonページも貼り付けます!ぜひぜひお手にとってみてください◎

ローカル鉄道という希望:新しい地域再生、はじまる

ローカル鉄道という希望:新しい地域再生、はじまる

 

 

 

しまねUIターンフェアin東京2018、史上初の2DAYSです

毎年恒例、しまねUIターンフェアin東京で「関係人口」をテーマに大学生たちとトークしてきました。独立後、毎年参加させてもらっているイベント。これまでは「UIターンの先輩」というブースに座って1日張り付いていましたが、今年はちょっと違って、関係人口セミナーで登壇し、モデレーターを務めました。

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左から、そろばんが好きで奥出雲の「勝手に観光大使」をしている千田はるかさん(栃木出身)、ルーツ島根の主力で活躍中の野津直生くん(松江出身)、生まれ育った津和野への愛が止まらない島田実久さん、埼玉から隠岐島前高校に進学、いまは上京していますがいつか島に帰りたいという武藤俊乃介くん。

みんなしっかり自分の考えてることを口に出して話していて、激しく感動。なぜ地域に関わるようになったのか、島根の何が魅力なのか。私も学ばせてもらったし、島根の未来に希望が持てたし、何よりめちゃくちゃ楽しかった!武藤くんが友人に言われたという現代の「島流し」という言葉にリアルを感じました…

貴重な場を設けてくださった関係者の皆さま、ありがとうございました◎ 一気にたくさんの人に会えてありがたい場です!

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フェアは史上初の2日間。明日21日(日)も引き続き有楽町の国際フォーラムであります。私はいませんが、島根の人が大集合してますので、ぜひぜひお越しくださいっ!

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しまねUIターンフェアの思い出たくさん…

 

 

海士町観光協会が東京で運営する「離島キッチン」に行ってきました

東京・日本橋にある「離島キッチン」に行ってきました!

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島根県の海士(あま)町観光協会が運営していて、全国の離島の食材を使った料理が食べられます。今月のフェアは愛媛県大三島

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ランチのイノシシ肉団子汁定食をいただきました。美味しかったー!

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詳しくは、26日付けの山陰中央新報「しまね未来探訪」で!

そうそう、神津島からの帰りは、神津島空港調布飛行場にセスナ機。貴重な経験でした。

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神津島で考えた、地域を相対化するということ

神津島にやってきました。フェリーから見た島の景色はこんな感じ。正面に見えている一番高い山が「天上山」で、山そのものが島みたいな感じの島でした。

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車のナンバープレートは品川ナンバー。そう、ここは東京都なのです。夜の講演の前に、郷土資料館と図書館に連れて行っていただきましたが、2つとも立派な建物で、さすが東京都、財政が豊かなのね…と納得でした。資料館は、黒曜石が昔からとれて、漁業で栄えた島の様子が伝わってきましたし(そうそう、資料館に貼ってあった朝日新聞の記事が面白くて、ふむふむ…と読んでいたら、いつもJCEJでお世話になっている依光さんの記事で、びっくり!)図書館もゆっくり時間を過ごすことができて、仕事が捗りました。夕方からは、すぐ近くにある小学校から小学生たちがたくさん来て、にぎやかでした(笑)

行けませんでしたが、クラフトビールのお店ができていたり、京都から移住した夫婦が営むレストランがあったり、ほかにもゲストハウスの開業が相次いでいたりと、移住者が増えてきて、島が変わってきている様子でした。

休業した旅館を活用したフレンチレストラン「さわやコルドンブルー」。 京都の人気店を畳み、70歳を前に移住した理由。 | HAPPY TURN/神津島

やっぱりここでも、田園回帰的な地方が見直されてきているんだなあと、面白い動きが起こっているという島根との共通点を感じる一方、金目鯛が特産で、田んぼは存在しなくて、でもわき水が豊富なことなど、島根の隠岐の島々との違いも感じたり。

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島根を拠点にしているローカルジャーナリストではありますが、島根にいるばかりではなく、こうして他地域に出掛けることで、島根を相対化することができて、地元島根をより深く知ったり魅力や課題を考えることにもつながるので、やっぱり大事だなとあらためて思いました。

伊豆7島の1つ、神津島へGO

伊豆7島の1つ、東京都の神津島へ向かっています。東京・竹芝桟橋から「さるびあ丸」に乗って出航。初めての土地、初めての航路、楽しくて仕方ないです。鉄道が一番好きですが、乗り物そのものが好きなのかもしれない…いや、旅が好きなのかな…

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橋の下をくぐる。船で海上に出ないと見られない風景に出会えるのは嬉しい。暗すぎてうまく写真には撮れなかったのですが、ちょうど羽田空港に次々と飛行機が着陸する時間帯で、その飛行機が描く直線が感動的に美しくて、見てて飽きませんでした。これ見るためにまた乗りたいくらい。

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明日は神津島商工会からお声掛けいただいた講演のお仕事です。お役に立てるようがんばってきます。