本日26日付け山陰中央新報、連載「しまね未来探訪」は海士町観光協会が全国で展開する「離島キッチン」です。私もいろんな島に関わり、さらに最近急速にハマりつつあります。それでもうまく「島の魅力」が言語化できなかったのですが、離島キッチンの佐藤喬さんが「距離的に近くても全然違う。食べ方も独自に確立されていて、混ざらなくて、まるで原色の風景を見ているようで面白い」と説明していて、なるほど!それだよね!と納得のコメントですっきり。詳しくはぜひ読んでみてくださいー!
島根県の離島、隠岐島後(どうご)に出掛けてきました!最近、隠岐島前(どうぜん)の西ノ島町に出掛けることが多かったので、島後は久しぶり。まずは松江市の七類港からフェリー「おき」に乗り込み、隠岐の島町の西郷港へ。青空で凪いでいて気持ちいい。
ちなみに船内のテレビはなぜか大リーグ中継であることが多く、横になって大リーグ中継をのんびり眺めるのも好きな時間です。訪れたのはゲストハウス佃屋(つくだや)。大きなお屋敷をリノベーションしていて、素敵な空間でした。
料理も絶品だとか。今回は泊まれなかったけど、次こそぜひ◎ オーナーの宮本咲季さんとも久しぶりに会えて良かったです。宮本さんは、島根にまだゲストハウスが普及していないころにクラウドファンディングを立ち上げて、すごく印象的でした。
もう1つ、隠岐の島でのお目当ては「京見屋分店」。島の食べ物や島根の器、センスの良い雑貨が並んでいるお店です。WiFiあって休憩もできます。私の本も置いてくれることになって嬉しい!この日ずっと案内してくれた、京見屋分店の谷田一子さんと記念撮影。島に暮らすリアルを話してくださって、ほかにも、くすぶるハウスという新しいゲストハウスができていることを教えてくれたり、島後にも新しい風がやっぱり吹いているなーと実感しました。すごく学び多かったです。ありがとうございましたー!最近、島がどんどん好きになっているのを感じます。
しまコトラボ第2回が東京でありました!今回のテーマは「関係人口×ローカルメディア」。ゲストの影山裕樹さんと鯨本あつこさんと楽しく、それはそれは楽しく、お話させてもらいました。本当にありがとうございましたー!第3回は12月21日(金)です◎
このシリーズは、初回、指出さんをお招きしたもの。関係人口×○○をテーマに、私が、好きな人とトークするという、ありがたい企画です。今回も、ローカルメディアは「関係案内所」になるのか?とか、関係人口はお金じゃなくて内発的な動機付けがないといけないのか??など、良い論点に気付きました。ありがたすぎる…
ゲストの影山裕樹さんについてはこちら。もう一人のゲスト、鯨本あつこさんについてはこちら。
こうやってご縁が深まっていくのはうれしい。しかしですね、このブログにだけ、ちょっと弱音を吐きますが、募集開始すると同時にあっという間に予約で埋まって、増席対応したり、すごい反響だーと喜んでいたのですが、当日は、思った以上のキャンセルが出て、空席も目立ちました。それならもっと来たいという人たちもまだまだいてくれたから、来てもらったら良かったなーとか、ちょっと悔しいというか残念な気持ちになりました。平日だから急に仕事が入ったとかもあるのでしょうが…何かいい手立てがないものかしら。すごくいいトークになっただけに、余計に残念……涙
毎年恒例、しまねUIターンフェアin東京で「関係人口」をテーマに大学生たちとトークしてきました。独立後、毎年参加させてもらっているイベント。これまでは「UIターンの先輩」というブースに座って1日張り付いていましたが、今年はちょっと違って、関係人口セミナーで登壇し、モデレーターを務めました。
左から、そろばんが好きで奥出雲の「勝手に観光大使」をしている千田はるかさん(栃木出身)、ルーツ島根の主力で活躍中の野津直生くん(松江出身)、生まれ育った津和野への愛が止まらない島田実久さん、埼玉から隠岐島前高校に進学、いまは上京していますがいつか島に帰りたいという武藤俊乃介くん。
みんなしっかり自分の考えてることを口に出して話していて、激しく感動。なぜ地域に関わるようになったのか、島根の何が魅力なのか。私も学ばせてもらったし、島根の未来に希望が持てたし、何よりめちゃくちゃ楽しかった!武藤くんが友人に言われたという現代の「島流し」という言葉にリアルを感じました…
貴重な場を設けてくださった関係者の皆さま、ありがとうございました◎ 一気にたくさんの人に会えてありがたい場です!
フェアは史上初の2日間。明日21日(日)も引き続き有楽町の国際フォーラムであります。私はいませんが、島根の人が大集合してますので、ぜひぜひお越しくださいっ!
しまねUIターンフェアの思い出たくさん…
神津島にやってきました。フェリーから見た島の景色はこんな感じ。正面に見えている一番高い山が「天上山」で、山そのものが島みたいな感じの島でした。
車のナンバープレートは品川ナンバー。そう、ここは東京都なのです。夜の講演の前に、郷土資料館と図書館に連れて行っていただきましたが、2つとも立派な建物で、さすが東京都、財政が豊かなのね…と納得でした。資料館は、黒曜石が昔からとれて、漁業で栄えた島の様子が伝わってきましたし(そうそう、資料館に貼ってあった朝日新聞の記事が面白くて、ふむふむ…と読んでいたら、いつもJCEJでお世話になっている依光さんの記事で、びっくり!)図書館もゆっくり時間を過ごすことができて、仕事が捗りました。夕方からは、すぐ近くにある小学校から小学生たちがたくさん来て、にぎやかでした(笑)
行けませんでしたが、クラフトビールのお店ができていたり、京都から移住した夫婦が営むレストランがあったり、ほかにもゲストハウスの開業が相次いでいたりと、移住者が増えてきて、島が変わってきている様子でした。
休業した旅館を活用したフレンチレストラン「さわやコルドンブルー」。 京都の人気店を畳み、70歳を前に移住した理由。 | HAPPY TURN/神津島
やっぱりここでも、田園回帰的な地方が見直されてきているんだなあと、面白い動きが起こっているという島根との共通点を感じる一方、金目鯛が特産で、田んぼは存在しなくて、でもわき水が豊富なことなど、島根の隠岐の島々との違いも感じたり。
島根を拠点にしているローカルジャーナリストではありますが、島根にいるばかりではなく、こうして他地域に出掛けることで、島根を相対化することができて、地元島根をより深く知ったり魅力や課題を考えることにもつながるので、やっぱり大事だなとあらためて思いました。