自由のドア

島根、ローカルジャーナリズム、ときどき鉄道

いよいよ終盤、JCEJリレートーク。26日は私も話します

1か月にわたって毎日開催しているJCEJのリレートーク。いよいよ終盤、今週からは運営委員が登場します=私もインタビューします(22日火)&されます(26日土)。これまでのゲストが素晴らしすぎたので、プレッシャーで緊張します…!

「めっちゃいい話だった……。分断をすすめるのではなく、つながりを回復するためのジャーナリズム」「言葉を残していくことの重さをヒシヒシと感じた時間でした」「寺島さんのお話、温かくて熱くてじーんときた」「すごく応援してもらった気分(勝手に)。ここからずーっと地域を見ているよ」

15日に開催した寺島英弥さん×岡本真さんにいただいた感想です。司会をしながら泣き、感想を見てまた泣き… 詳しくはJCEJページでの投稿を見ていただけるとうれしいですが、刺さる言葉だらけで、心揺さぶられまくりの素晴らしい時間でした。

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残すからこそ時間を越えて伝えることができる、という話もだし、当事者の時間と取材者の時間があるという話も、時間と言うことが通底しているテーマにも思えました。

最後に少し打ち明けましたが、今後どう生きていくのか悩んでいたんですよね。でも、私がこれまで「書く」ことにこだわってきた理由が本当の意味で腹落ちしたし、やっぱりこれからもジャーナリストでありたいと強く思わせてもらいました。

私自身がJCEJのFacebookで紹介したレポートはこちら。

夏暑く冬寒い仮設住宅。油の匂いが鼻をつく街。「目の前のことを語らないと永久に消えてしまう」「出会える人に出会わないといけない」。焦りに突き動かされるように、元河北新報記者の寺島英弥さんは被災地を五感で歩き、書き続けてきたそうです。
現在は退職してローカルジャーナリストとなり、変わらず東北の本や記事を書き続けています。「あらゆる地域にローカルジャーナリストが必要」。ローカルジャーナリストの一つの役割に防災を挙げ、「被災するとこうなる、だからこうならないように伝えていくことが先輩被災地の責任」と語りました。
「残すからこそ、時間を越えて伝えることができる」。聞き手で、全国各地の図書館づくりに携わる岡本真さんが、言葉を記録し、残す大切さを重ねて語っていたのが印象的でした。
寺島さんの過ごしてきた10年という時間や思いを想像し、そして書くことの意味が胸に迫ってきて、涙が止まりませんでした。2週連続で泣いてしまうという司会役でしたが、寺島さん、岡本さん、そして聞いてくださった皆さま、ありがとうございました!

残り少なくなり、見放題チケットも値下げするのが誠実ではないかと話し合った結果、特に29歳以下は1000円とお得になりました(※大人もお得になりました)。お近くのU29にお声掛けお願いしたいですし、今後私が話し手になる場面もあるので、大人の方もぜひぜひお待ちしていますー!!ぜひぜひ見に来てくださいー!


チケットはこちらから。

jcej10th.peatix.com


これまでどんな話がされてきたのかな?と気になる方はレポートをご覧ください。

jcej.hatenablog.com