自由のドア

島根、ローカルジャーナリズム、ときどき鉄道

誤配を積極的に楽しもう〜オンラインイベント「よそ者の公共性を考える」(アーカイブ視聴あり)

もう終わってしまったんですが、アーカイブが視聴可能なので、お知らせします。

9月5日(日)夜、福島の小松理虔さん、大阪の白波瀬達也さんとオンライントークしました。小松さんはもちろん存じ上げてましたが実はお初で、白波瀬さんとは先日『関係人口の社会学』の読書会をしたばかり。

鼎談は、それはもうエキサイティングで、私もかなり気持ちが(いい意味で前向きに)切り替わるきっかけをもらいました。

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つまり、タイトルにも書いた誤配を積極的に楽しもうという気持ちになった、ということです。誤配とは、東浩紀さんが提唱しておられる概念で、間違った宛先に届き、間違って理解されることという意味です。一般的にネガティブにとらえられそうですが、あえてポジティブに転換しているところが東さんらしいです。

小松さんは東さんと親しいと言うこともあると思うのですが、誤配をかなり前向きに引き受けていて、かなり、激しく、感銘を受けました。私は結構(意外と?)傷つきやすいところもあるので、なんだかんだ誤配を恐れていたところがありましたが、それこそが面白くなる、面白くする面もあるよねと再認識しましたし、積極的に楽しんでいこう、誤配上等!ということで、これからはいきたいと思います。

そのほか、当事者性がテーマにもなったんですが、ほんと頷けることばかりで、遠く離れた地に仲間というか同志がいるとあらためて感じることができて、救われました。小松さん、白波瀬さん、そして主催してくださったSOCIALDIAの皆さん、参加してくださった皆さん、ありがとうございました!

これからの地域や、地域づくりに関心がある方はぜひぜひ聴いてみてください!10月5日まで視聴可能です。

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