自由のドア

島根、ローカルジャーナリズム、ときどき鉄道

尊敬する「ローカルジャーナリスト」の著書3選

今日から5月ですね、早い…!昨日お伝えした通り、絶賛、原稿執筆モードです。で、執筆モードになると、ヒントを求めて、手当たり次第に、先人たちの著書をちらちら読んだり、あらためて、してしまいます。

で、家中の本棚を眺め、見渡し、やっぱり、素晴らしいローカルジャーナリストの先輩たちだなあという人たちとその著書について、今日は書いてみたいと思います。書きたくなったのです、無性に。私が勝手に、ローカルジャーナリストという肩書きを作って、発信していますが、こうした先輩たちの素晴らしい活動に触発されてきた結果、なのです。

1人目。福島県出身社会学者、開沼博さん。衝撃&感銘を受けた著書が「フクシマ論」。このブログでも、先日の愛媛新聞でのインタビューでも、この「フクシマ論」を越える「島根論」を書くことが目標と公言していますが…いつか越えたい、究極の目標の人であり、著書です。

「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか

「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか

2人目。北海道在住のフリーライター渡辺一史さん。フクシマ論と並んで越えたいと思っている著書が「北の無人駅から」です。北海道という地域、というか、そこに住む人たちの物語を、無人駅を通して描き出しています。この手法も嫉妬するほど憧れてます。

北の無人駅から

北の無人駅から

3人目。河北新報の現役の編集委員である寺島英弥さん。ジャーナリストって何だろうと、激しく悩んでいた私を、救ってくれた本が「シビック・ジャーナリズムの挑戦」です。この本に出合えたから、今の私があります。出合えてなかったら、もしかしたらジャーナリスト続けられていなかったかも。

シビック・ジャーナリズムの挑戦―コミュニティとつながる米国の地方紙

シビック・ジャーナリズムの挑戦―コミュニティとつながる米国の地方紙

寺島さんは、このたび、また本を出されました。「風評の厚き壁を前に」。震災4年目の記録です。これほど書き続ける、記録し続けること。簡単ではありません、尊敬するし、私もこうありたい。ぜひ、お手にとってみてください!