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自由のドア

島根、ローカルジャーナリズム、ときどき鉄道

いま読んでほしい記事3選

皆さま、毎日暑いですね… 夏バテしたりしておられませんか?わたしの方は、果てしなく続いていた「締め切り天国」(※地獄というとツラさが増すので天国と言い換えて気分を変えていますw)が、ようやく一段落しました。ほっ。ブログの更新頻度が格段に上がっていることからもうかがえると思います…

今日は、記事の紹介をしたいと思います。海外での相次ぐテロ、日本でも相模原事件と、胸が痛むニュースが相次いでいます。そして、東京都知事選、ポケモンGOなどもあり、報道現場もさぞ忙しいのではないかと想像します。

読む、見る側からすると、以前はテレビや新聞などのマスメディアしかなかったですが、今はネットがあり、個人の方が多様な視点を提示してくれていて、おもしろいです。わたしは以前からの職業病か、何か起こるとテレビも新聞もネットもいろいろ探して、ニュースを読み漁ってしまうのですが、最近、立て続けに自分がぼんやり考えていたことを言語化してくれる記事に出合いましたので、備忘録も兼ねて書いてみます。

<都知事選>

政治担当が長かっただけに、政治、選挙ニュースは大好きです。参院選は報道も少なかったですが、都知事選は構図の面白さもあって、報道が多いですね。一本目に紹介する記事はこちら。

「反対」では勝てないイメージ選挙(佐藤卓己)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか


この記事でなるほどと思ったのは、大きく3つです。

  1. 都知事選はアメリカ大統領選に似ているというくだり。選挙イメージ的に、増田さん=ヒラリーさん、鳥越さん=サンダースさん、小池さん=トランプさんという見立て。特に小池さんとトランプが現状打破イメージというのは納得。
  2. 17日間の選挙戦では既存の知名度が最重要、というくだり。人を選ぶ選挙制度はできるだけ時間をかけた方がいいと思っています。そういう意味でアメリカ大統領選はそれなりに考えて設計してある制度だし、永田町担当だった時代に「いい政治家をどうやって発掘、育成するのか」というテーマを会う人会う人に聞きまくっていましたが、ある重鎮が「時間しかない」と言っていたのはなるほどそうなのだなと腑に落ちたのを思い出します。加えて、この知名度のある人しか勝てないというのは、期間の問題だけではなくて、もう、東京都くらい大きな自治体になるとどうしようもない構造的に抱えるものだとも思うので、だからこそ、自治は小さい方がいいと感じています。
  3. 繰り返される反対は政治の安定に貢献しているというくだり。自分の新聞記者としての経験も踏まえてですが、野党も報道側も、ほとんど無意識的に与党が与党であることを前提に行動していると感じてきました。いわゆる55年体制というやつですね。与党の自民党は抜け出したのに、野党と報道側は抜け切れていない。そのことによる「ずれ」がいろんな形で噴出しているように思います。そして、結果的に与党を利する形になっている。与党の政策がいいとか悪いとかではなく、健全なライバル関係が健全な社会をつくると思うので、野党や報道への期待は大きいです。自分がどこまでできているのかという忸怩たる想いはありますが、いつかまたこの問題も正面から書いてみたいです。

おっと全体的に長くなりましたね… 私の煮え切らない文章より、ぜひ、リンク先の記事をご覧くださいね!!あと、一次情報を読むのは大事で、NHKがトランプさんの演説全文を日本語で書き起こしてくれていますので、よかったら、目を通してみてください。なかなかびっくりします。


<相模原事件>

ニューヨークタイムズによると、わずか2週間のうちに、世界各地6つの国で起こった8つのテロで命を落としたのは247人。彼ら、彼女らがどんな人たちだったのかを、特集しているそうです。現代という時代を考えさせられます
テロリズムとは辞典によると「ある政治目的のために、手段を選ばず、暗殺・暴力行為も辞さないとする考え」。相模原事件もテロリズムなのではないかと思います。よく、どうやったら防げるのかということで防犯対策の強化などが議論になりますが、それは対処療法でしかないし、それでは結局変わらない、防げないのでは…といつも違和感を覚えていました。そのとき出合ったのがこの記事。そういうよくあるステレオタイプな「対策」に流れないように意識して書かれています。もちろん、答えは一つではないし簡単ではないのですが、この後半部分に書かれているような視点を忘れずに持ちたいなと思います。


本当は3つ目は話題をさらっているポケモンGOの記事と思っていたのですが、私が感じている違和感がまだ整理できておらず(少なくとも歩きスマホ問題ではない…)もうちょっと時間がかかるかなと思っています。というわけで、紹介した上の2つの記事とは毛色が違いますが、私が普段からつらつら考えている、戦争のない社会や、地方も都市も暮らしやすい社会とか、そういう課題の解決に至るにはどうしたらいいのか、ということにつながる記事を紹介したいのです。こちら。

 

無関心をなくしたい、というのは、このリディラバという団体のキャッチフレーズなのですが、初めて見たときに「やられたー」と思いました。まさに、私が目指しているのもこういうことです。この言葉の意味が丁寧に紹介されている記事で、特に中盤の「3つの壁」については、共感しています。こうやって自分の目指す社会を一言や図でずばりと言えるのは素晴らしい。刺激を受けます。リディラバは注目の団体なので、この前、取材させてもらってきました!

というわけで、予想以上の長編になってしまった。それでは皆さま、また明日。