自由のドア

島根、ローカルジャーナリズム、ときどき鉄道

公共交通の専門家・加藤博和名古屋大准教授

今日は、名古屋大学加藤博和先生がオフィスに寄ってくださいました!加藤先生は、先日のニュース深読みにも一緒に出演させていただいた、公共交通の専門家です!日本各地を歩いておられます、貴重な意見交換をさせていただきまして、感謝。これからJR三江線のことでもお世話になりそうです、楽しみです。

 

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先生の方もFacebookに投稿してくださっていて、うれしかったので、転載しておきますー

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18日の米子出張のため、行きの経路を検討した結果、久々にフライトで出雲縁結び空港に飛ぶことにしました。名古屋~出雲の空路は長い間途切れておりましたが、2年近く前にFDAが運航を始めており、初の利用となりました。着陸直前は大山、ベタ踏み坂で有名な江島大橋松江城などがよく見えました空港からは松江へ。

ローカル・ジャーナリストの田中輝美さんのオフィスにまいりました。昨年9月に若桜で初めてお会いし、その後本当に偶然のことでしたが、10月にNHK総合ニュース深読みで共演させていただきました(http://www.nhk.or.jp/fukayomi/maru/2016/161008.html)。

地方の実情と頑張っている姿、そしてローカル鉄道の良さを発信しておられる、とても大切な存在と思っております。ほんの少しの時間ですがいろいろ情報交換をさせていただきました。島根での仕事はいまはないですが、松江は好きな場所ですし、ほかにも行きたいところがあります。そして、廃線処理投手の私としては、どうしてもほうっておけない場所がありますので、また近いうちに行こうとたくらんでおります。

『ネットメディア覇権戦争 偽ニュースはなぜ生まれたか』発売

今日は私の本ではなく、JCEJで一緒に活動する仲間である藤代裕之さんの新著が発売されたので、そのご案内です!

すでに読んだのですが、本質的な問題意識を持ち、深い取材をして、読みやすく面白く表現する、というジャーナリスト(物書き)に重要な3つの要素を兼ね備えたいい本でした。超オススメです!

あらためて、藤代さんとは10年くらい前に新聞労連の会合で知り合い、その後、JCEJを一緒に立ち上げました。本質を捉える力が抜群で、物事がこうなるだろうという見立てがだいたい当たる(むしろ気付くのが早すぎて困る、笑)という希有な人です。ジャーナリストとしてもJCEJのリーダーとしても尊敬しているので、一緒にジャーナリズムの未来を創っていきたいなと思って活動しています。

というわけで情報発信やニュース、メディアに興味がある人はもちろん、詳しくない人でも面白いので、ぜひ手にとってみてください!これからの時代を生きるのに知っておいた方が良いことが書いてありますー!

偽ニュースは2016年に突然生まれたわけではなく、ビジネスとジャーナリズムの間で揺れ動くビジネスパーソンの戦いの歴史であり、現在進行形の物語である。

 

しかしですね、修論終わってゆっくりできるーと思ったのは勘違いでして、修論のおかげでストップしていた仕事が山積みでして、1、2月はかなりヤバイということがわかりました…!お仕事いただけるのはありがたい!!ということで、がんばっていきたいと思います!こちらのブログで、何をやっているかくらい、つまり、生存報告はしようと思いますのでよろしくお願いしますー(笑)

なぜ今ローカルジャーナリストなのか〜「東北ローカルジャーナリスト育成講座」の詳細レポート

忙しさにかまけて全然報告できてなかったですが…
JCEJでやっている、東北ローカルジャーナリスト育成講座、私の担当した回の分の詳細レポートがアップされました。ローカルジャーナリストとは何か、なぜ今必要なのか、などなど真剣に語っている…ので、よかったら見てみてください◎ 特に最後に思いがこもってるので、最後まで読んでくださいから(笑)

jcej.hatenablog.com

修士論文「人口減少時代におけるよそ者との地域再生ー島根県を事例に」に込めた想い

あらためて、修論を振り返りたいと思います。タイトルは「人口減少時代におけるよそ者との地域再生島根県を事例に」、字数は85885字(95P)です。

今の島根はとても面白くなっていて、それは人口減少のフロンティアとして、たくさんの人が懸命にチャレンジしているからという側面があります。もちろん同時代的に記録したいし、するのですが、それを頑張る人たちのいい話として終わらせるのではなく、現代社会における意味や価値を考え、共有できないか。島根に暮らすローカルジャーナリストとして、そんな思いで大学院に進学して勉強することにしました。やっぱり島根のおかげで私も活動できているし、島根で起こっていることをきちんと表現するスキルというか力を付けることが使命、責務だというか。

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修士論文とカンパイ!( ^_^)/□☆□\(^_^ ) )


それでも、昨年は毎週の大阪通い(朝5時起きのやくも号とかありましたね…)、そして今年は初めての論文執筆。特に論文執筆は、想像以上に孤独でつらい作業で、何度か心が折れそうになりました。やっぱり、ジャーナリズムとは作法が全然違って、苦しくて苦しくて。

だからこそ、人の優しさと思いやりが普段にも増して身に染み、私も人に優しくありたいと思いました。あとは、挑戦者という立場に身を置くことの大切さも感じたりしました。自然に謙虚になれるというか。ずっと同じことをして「こなせる」ようになってくると、どうしても慢心してしまいますよね。人間弱いし、私も弱いからやっぱりそうです。でも、新しいことに挑戦することで、自分がまだまだであること、学び続けないといけないこととか自然に感じることができます。

しかし、本当にたくさんの人に支えていただき、助けていただき、なんとかなんとかゴールすることができました。関わってくれたすべての方に感謝申し上げます。本当に本当にありがとうございました!!

ストップしててご迷惑をおかけしてしまっていることが多々あり、この間、サポートしてくれた皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。これから一つ一つやっていきます。引き続きよろしくお願いします!

毎日新聞の1面コラムで紹介してもらいました!

本日1月3日の毎日新聞1面コラム「余録」で、我らが島根が紹介されました!その中で著書『地域ではたらく 「風の人」という新しい選択』にも触れてもらいました。感謝。

この本は、2015年に藤代ゼミ生、ハーベスト出版の皆さんとつくったもので、出版してから結構時間が経つのですが、紹介していただけるのはありがたいことです。じわじわ読まれておかげで2回目の増刷も決まりました。著者としてこの上なくうれしいことです。本当にありがとうございます◎

 

mainichi.jp

 

そして佳境です、修論。でも、あともう少し(な気がする)。がんばります。

謹賀新年2017

皆さま、明けましておめでとうございます!生存報告のみです…寝ても覚めても修士論文。最後の追い込みです。そんな私にシェアオフィスのメンバーが色鮮やかなおせちとお雑煮を差し入れしてくれました。ブラボー。感謝。年賀状も届きまして、大変ありがとうございます、が、返信書けませんで、ほぼ寒中見舞いになるのではないかと…すみません…何卒お許しください。

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