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自由のドア

島根、ローカルジャーナリズム、ときどき鉄道

「ローカル鉄道という希望」が第42回交通図書賞奨励賞に選ばれました!

『ローカル鉄道という希望ー新しい地域再生、はじまる』が、第42回交通図書賞奨励賞をいただきました!!交通図書賞は「共催:交通協力会、交通新聞社。交通に関する優秀な図書を選び、広く推奨することで、交通知識の普及・交通従事者の教養の向上を目指すものとして、昭和 50 年度に制定された賞」ということです。

魂を込めて書いた本なので、心からうれしいです。関わってくれたすべての皆さま!本当にありがとうございました!!!!!

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ここから少し長くなります。

私、というか、ジャーナリストは、書くことしかできません。私がこの本を書けたのも、各地で奮闘しておられる鉄道関係者がおられたからです。取材に行ってその方たちの情熱に触れ、これは伝えたい!伝えなくては!!と、突き動かされるような、託されているような、そんな気持ちになり、書き続けることができました。

そういう意味では、この賞は鉄道関係者の方々と一緒に受賞したものだと思っていますし、一緒に喜びたいなと、そう思います。

そして次に、取材して書いただけでも、広く読んでもらうことはできません。出版社、今回は河出書房新社が出版するという決断をしてくれ、おかげで書籍として世に送り出すことができました。

特に担当してくれた編集者の藤崎寛之さん。編集者として素晴らしい仕事をしてくださいました。タイトルに「希望」とありますが、実は私は自分の原稿の中では「希望」という言葉をほとんど使っていません。

それなのに、藤崎さんが「ローカル鉄道という希望ー新しい地域再生、はじまる」と付けてくれたのを見て、ああ、私が描きたかったのはこういうことだったのだと、初めて気付きました。授賞式にて藤崎さんと。

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藤崎さんは、今回の授賞式でも、恥ずかしいですが、私のバイタリティに触れてこのタイトルを思いついたこと、そしてこれからもローカルジャーナリストという挑戦をしている私を応援してあげてほしいことなどを挨拶で言ってくださいました。嬉しくてありがたくて、涙が止まりませんでした。

たくさんの人に助けてもらって、支えてもらって、活動できています。感謝しながら、ローカルジャーナリストとしていい作品をつくるということで返していきたいと、あらためて心に誓いました。

そこで、お願いが1つあります!

もっとこの本を一人でも多くの人に届けたいと思っています。重版もぜひしたいです… 皆さまが友人に勧めてくれたり、SNSで紹介してくれたり、なんでもいいので、お力添えいただけませんでしょうか!!

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最後に。ジャーナリストとして、人と同じものを書いていてもしょうがない。だから、光の中の影、または、暗闇の中に光、を書くことに興味があり、そういう仕事をしたいとも思ってきました。

そういう中で、この本を通じて、私はやはり、暗闇の中の光を描きたいのだと、つまり、この本で言えばローカル鉄道のように希望がないと思われているところにも存在している希望を描きたいのだということを再認識しました。

これからも、私がフィールドにしている島根をはじめとした地方に生きる人々の希望を描いていきたいなと、思っています。次作も決まっていますので、またお知らせします。引き続き応援よろしくお願いします!!!