自由のドア

島根、ローカルジャーナリズム、ときどき鉄道

自転車操業な日々です

島根県立大学地域政策学部(浜田キャンパス)に着任して2年目の春を迎えました。担当する授業も増え、毎日準備に追われて、まさに「自転車操業」な日々。研究室から見える風景が癒やしです。

春学期は地域の記録・発信を実践するための授業「ローカル・ジャーナリズム論」と、島根県邑南町で先進的な地域づくりの仕組み・地区別戦略(ちくせん)関係者にインタビューして冊子にまとめる「地域プロジェクト研究」という授業などを担当するほか、お隣益田市にある島根県立石見高等看護学院でも社会学を受け持っています。地域や学内のたくさんの力を借りていて、ありがたく心強い。学生の反応が楽しいです。

しかし、昨年から、小中高校通じて可愛がってくれた塾の後藤先生、独立後いつも応援してくれていた藤原啓社長、そして大学で本当に親切に面倒をみてもらっていた井上副学長と、お世話になった方々が亡くなり、年を重ねていくとこうやって大切な人を見送ることもどうしても増えていくことになるのだとは頭では思うのですが、受け止めることがなかなかできません。