『関係人口の社会学』7月10日(土)日経新聞に、藻谷浩介さんによる書評が掲載されました。関係人口を、いわゆる田舎=過疎地域問題だけに押し込めない視点がうれしかった。
本書が体系化するモデルは、大東京の都心においても、「本来の主体が主体たることを放棄」しているすべての場、たとえば老朽マンション、劣化した大企業組織、霞が関や永田町などで応用できるだろう。
あとは、石見(島根県西部)に生まれ育った当事者ということにも触れてくださっていて、それもまたうれしかった。
書評の全文こちらで読めますので(※日経新聞会員なら)よかったらぜひ読んでみてください。
www.nikkei.com
しかし、Amazonでも早速、地方自治部門のランキングトップになり、日経の書評、というか藻谷さんのパワー?すごい… 学術書で高価なのに、ありがたいことです。と言いつつ、お買い求めは、お近くの書店でぜひ。同じページには、タルマーリーさんの『菌の声を聴け』も掲載されてました!
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