自由のドア

島根、ローカルジャーナリズム、ときどき鉄道

仕事とは困りごとの解決である〜第1回「ローカルもやもやばなし」無事に終わりました

第1回ローカルもやもやばなし、無事に終わりました!初回だけに、どうだったかなーと心配も尽きませんが、ポンさんとこれまでを振り返り、コロナ時代のローカルやキャリアがどうなっていくのか、参加者とも一緒に語り合えて、何より私自身が一番楽しませてもらいました。

terumism.hatenablog.com

 ローカルで生きていきたい、関わりたいという若い世代の参加が多く、ポンさんも「ローカルもやもやばなし」というこの企画自体、10年前には成立しなかっただろうし、ローカルに関わりたいけどどうしていいのかわからない、という参加者のもやもやに、「このもやもやが生まれていることが可能性だー!」と力強く語っていたのが印象的でした。

<思わずメモったフレーズの一部>
パラダイムシフト=心の優先順位の変更
・仕事とは困りごとの解決である
・人口の少ない地方は、一つの職としては成立しにくいけど、困りごとはたくさんあるので、それを束ねれば稼ぎになる
・研究は人生を豊かにするし、死ぬまで成長できる
・ワクワクとご縁を大切に、一生懸命生きる
・働く姿勢が見られている
・スキルがなくても旗は立てられる

 初めての企画に飛び込んできてくれた参加者の皆さん、そして快諾してくれたポンさん、強力にサポートしてくれた沼能さん、本当にありがとうございました!!

次回は誰とどんなテーマでやってみようか、考え中です。こんな人やこんなテーマでのもやもやなら聞いてみたい、語りたいといったことがあればぜひぜひ教えてください!

ポンさんが感想をまとめてくれていたので転載しておきます。

【週刊ポン真鍋新聞】2020/11/09(Week.183)
人生,たしかにもやもやすることもあるけれど,「もやもや」ってのは「可能性」なんだと思いました。週末,ローカルジャーナリストの田中輝美さんにお声がけいただき,ローカルをテーマにしたもやもやを参加者含めて対話形式でお話しするオンライントークイベントの機会をいただきました。ZOOMでのセミナーやイベントが常態化し,無料のイベントも多い中,土曜の夜の有料のもやもやトークイベントに10名強の方が参加してくださったんですが,全員が30歳代以下!うち8割が20代で,大学院生の方もいれば,若手社会人の方もいらっしゃいました。まず,その参加者層の若さに始まる前から驚いていたんですが,皆さんが抱えるもやもやは「働きながら地域と関わる方法」とか「東京にいながらにして,地域と関係性を深める方法」とか,10年前には,いやもしかしたら5年前でさえ,もやもやとしてすら存在してなかったことが若者の悩みになってるんです。これには可能性を感じました。確実に社会のスタンダードが変わってきてるなと。僕が20歳そこそこの頃なんか,晩飯何にしようか?くらいしか悩んでなかったんじゃないでしょうか笑 たしかに「もやもや」というとあまり明るいイメージではないですが,悩み事ってその人の大切な価値観を映し出してるものだと思うんです。大事なことじゃなければ悩みませんから。それがローカルとの関係性っていうんですから,社会はじわじわと変わっている気がします。地域のことを自分ごととして考える人が増えてるってことですよね。結局,あーでもない,こーでもないと思いながら辿る足どりが,他でもない自分の人生になるんですよね。スパッとスパッと正解を簡単に選び取れる社会や人生なら,同じような道を歩む人もいそうですし。そう思うと,もやもやって本当に可能性の宝庫なんです。真剣に生きる若い人たちと真正面から思いを語り合って,僕が大変多くの気づきをいただきました。今週は勢いを持って何事にも取り組めそうです!1週間,また元気出していきましょー!!

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