自由のドア

島根、ローカルジャーナリズム、ときどき鉄道

2018年の振り返り、活動の環境や幅が広がったローカルジャーナリスト4年目

え、今日で2018年終わりなの?という感じで、全然年の瀬っぽくない今年なのですが、きちんと1年を振り返ってみたいと思います。

この年の初めに書いた今年の目指す漢字一字は「蓄」でした。どうだったかなーまあ確かにそんな一面もあるけど、どうだろう、力を蓄えるというより、、うーん、なんか「広」の方がよりイメージに近い気がする。関係人口という言葉も、私のローカルジャーナリストとしての活動も全国的に広がったし、新しく会社も設立しちゃってやることの幅も広がったし、そうだね、やっぱり「広」でした!笑 

それでは、今年もタナカテルミ的10大ニュース!

1、ローカルジャーナリストガイド発刊

一年に一冊は本を出したいという私の一番の願いは、今年はローカルジャーナリストガイドでかなえることができました。JCEJのメンバーや仲間に助けてもらったなあ。おかげでいいものができたと思います。来年はもっと届けていかねば。

 

2、株式会社「MYTURN」設立

なんと会社をつくってしまいました!同じ島根に暮らす同志・本宮理恵さんと共同代表です。社名は地方という課題と可能性にあふれた舞台で、若い世代が「私の出番だ!(It's my turn)」と思える社会をつくりたい、という思いから名付けました。

 

3、ローカルジャーナリスト商標登録

申請する前は「難しい」とか「とれない」とか言われていて、あまり期待せず申請したのですが、あっさりとれてしまって、びっくり。自分が考えた言葉というか生き方が商標登録されるって、よく考えたらすごいことのような気がする…! 感慨深い。

4、大阪大学人間科学研究科の博士後期課程に進んだ

なにを血迷ったか、修士論文であれほど苦しんだのに、博士後期課程に進んでしまったという…仕事しながらの博士論文は大変は大変ですが、でも、やっぱり学ぶのは楽しいし、いい博士論文が書けるように全力を注ぎたいと思います。

5、連載をたくさん持つことができた

連載5本(山陰中央新報中国新聞日本農業新聞、LRG、グリーンズ)と極食べる通信from島根でレギュラー6本。秋まではテレビもあったので7本。寄稿も月1、2本はありましたが、やっぱり連載はずっと書けるので本当にありがたいです。

 6、全国に呼んでもらって仲間が激増した

今年は「関係人口」という言葉の広がりとともに全国各地にお邪魔しました。その土地土地で素敵な人たちに出会って、この人といつか何か一緒にしたい!と突き動かされることが多く、この感情が私の人生のモチベーションの一つでもあります。

 

7、「ノーモア三江線」運動の広がり

JR三江線廃線がつらすぎて「もう二度とこんな思いはしたくない。ほかの地域にもしてほしくない!」とこちらも突き動かされて始めた一人キャンペーン。魂を込めた「木次線沿線の魅力大発表会」から宮崎、和歌山に広がり、仲間も増えて感無量です。

 8、『関係人口をつくる』重版出来

昨年10月に出版した『関係人口をつくる』が無事に重版されました。やっぱり重版は常に目指しているので本当にうれしかった。応援し、手に取ってくれた皆さまのおかげです。この次につなげていきたいですね。

 

9、インターンがやってきた

島根大学や休学して島根に来ている大学生が、ローカルジャーナリストのインターンをしたいと門をたたいてくれて、今年からインターン制度が始まりました。考えたこともなかった発想だったので、斬新でしたし、何より大学生と語り合うのは面白い。

 

10、「旅と移住の間を考える研究会」の会報ができた

大好きな仲間たちと楽しみながら細々と続けていた研究会、会報をつくりたいとずっと思ってきましたが、なんとかつくることができました!やっぱり紙が好きというか、残ること、記録することが好きなんだろうなあなんて思います。 

 

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以上でした。こうやって独り言に近いながらもブログに書くことで、整理されるし、記録として残っていく部分もあるので、なるべく書いていきたいなあ。文字にするのはエネルギーがいるからしんどいけど、大事。そして余裕がなくなると途端に書けなくなるんだよね。書いていない間にも記録しておきたいことがたくさんあるのですが…残念。来年はもっとちゃんと記録したいな。と毎年書いていて、進歩していない。まあ来年のことはまた明日以降、新年の決意で書きたいと思います。今年も1年、ご愛顧ありがとうございましたー!読んでくださっている皆さまが心の支えです。多謝。