皆さまにクラウドファンディングで応援してもらった『地域ではたらく「風の人」という新しい選択』が、第29回地方出版文化功労賞に選ばれました!!ローカルジャーナリストとして目標の一つにしていた賞でもあったので、感無量です。
風の人の皆さま、応援してくださった皆さま、一緒に取り組んだ藤代ゼミのみんな、藤代さん、ハーベスト出版の福田さん、沖田さん、安西さん。みんなで受賞したのだと思います。本当に本当にありがとうございました!!
思えば、藤代さんと風の人をテーマにした共著を企画したものの、出版社に断られ、それなら自分たちで出そう!とクラウドファンディングに挑戦しました。怖かったけど、挑戦してよかったし、ひたすらがむしゃらでしたが、皆さんの応援が本当に力になりました。
選考理由をみても、ゼミ生たちが最後まで諦めることなく自分と向き合って書いてくれたこと、ハーベスト出版の3人が粘り強く伴走してくれたことが大きかったと思いますし、構想段階からプロデュースしてくれた藤代さんの先見の明もあらためてすごいなと思います。
よかったらぜひ手にとってみてください!
ローカルジャーナリストとして、想いを託されていると感じることが多いです。託されたものをしっかり届け、役割を果たすことができるよう、精進していきますので、変わらずよろしくお願いします!
選考理由
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取材者が学生だったこともあってか、もう一歩踏み込んでほしいという審査評も複数見られた。しかし、それらを踏まえたうえでこの本を功労賞にということで審査会は一致した。以下にその理由を述べる。
①もともとは普通の人(少なくとも地域活性化に強い関心を持たなかった人)がそれぞれの活動で大きな足跡を残す過程を、取り上げられた人の本音とともに、生きた言葉で語られることが驚きと納得感、さらには読後の充実感を与える。
②地方には一片の興味もなかった者もいる学生たちが、地域ではたらくことの意義をそれぞれなりに考えてインタビューを行っており、また、その反作用も含め、各章末の取材記に(模範解答ではない)光るものがみられる。
③学生、指導教官、ローカルジャーナリストの三者の立ち位置や考え方の違いがうまく作用し、類本を一歩超えた「多くの人に読んでもらいたい」本となっている
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<追記>日本海新聞で紹介していただきました!