自由のドア

島根、ローカルジャーナリズム、ときどき鉄道

『地域ではたらく 「風の人」という新しい選択』ついに発売です!

このブログで何度もお伝えしてきた『地域ではたらく 「風の人」という新しい選択』(ハーベスト出版)が本日18日、発売されました!!!うわー!

地元の今井書店で店頭に並んでいます。手作りのPOP付き!うれしいーーー◎そして、Amazonでは、いきなり在後切れ…予想を越えた注文が来たということで、ありがたいですが(涙)でも、注文していただければ必ず届きますので、よろしければポチってみてください!よろしくお願いします!

Amazonの社会一般のジャンルで一時は15位になったりもして、想像以上に期待していただいているんだなあと!うれしい限りです!!!でも、読んだ方がどんな感想をお持ちになるかーーー気になるーーーめちゃドキドキします。ご感想をぜひぜひ、お聞かせください!

振り返れば、ここまで長かった… クラウドファンディングに取り組んだ経緯は、これまであまり触れてきませんでしたが、一緒に取り組んだ藤代さんのブログに詳しく書いてあるので、こちらを読んでいただけると幸いです。まあ、いつもながら悔しさというのが原動力になっています。

クラウドファンディングのプロジェクトは「島根発ローカルジャーナリストの挑戦!島根の面白い人紹介本を作りたい」。最初はすごく怖かったです。支援してもらえるのだろうか…2月4日にスタートし、月内に目標額の30万円に届いたらいいかなと思っていましたが、なんと24時間で達成することができ、感激の嵐。こんなに多くの人に共感していただけるなんて、コメント一つ一つから、ものすごいパワーをいただきました。取り組んでよかったです。大感謝!ありがとうございました!!

最初は島根の面白い人を紹介するというコンセプトで始めたプロジェクトでしたが、どうしたら多くの人に手にとっていただける、より充実した内容になるのか悩む中で、法政大学(東京)の藤代ゼミの学生たちと取り組み、「地域での働き方」にフォーカスすることにしました。

8人の「風の人」

どんな人のどんな働き方が登場するのか、ということをご紹介したいと思います!

例えば、大企業のソニーを辞めて縁もゆかりもない離島にIターンし、廃校寸前だった高校を、全国から志望者が集まる高校へと変えた人。全国でもこんな例は他の地域で聞いたことがありません。私の「未来を変えた島の学校」の共著者でもある岩本悠さんです。

また、「地元に帰るか帰らないか」と悩んだ兄を亡くし、自分も葛藤し続けたことをバネに「帰ってこれる島根」をつくろうと立ち上がった女性。彼女がゼロから立ち上げたNPO「てごねっと石見」のおかげで、挑戦したい人が次々と集まるようになりました。本宮理恵ちゃん。

そして、国会議員秘書や国際NGOを経験してUターンし、島根をプロモーションする会社を立ち上げた人。これまでの常識では「中央」で活躍したまま、地域に帰ってこない人だったと思います。でも、その彼が帰ってきて、社会起業家として活躍することで、地域で働くこともカッコいい!というイメージが若い世代に広がりました。実際に惚れ惚れする、とてもカッコいい人。三浦大紀くん。

これ以外にも計8人の「風の人」が登場します。自分のトラウマを乗り越えてキラキラしている女性(三成由美さん)や、365日講演にチャレンジ中の劇団ハタチ族(西藤将人さん)。人気アニメ「鷹の爪」団の生みの親・FROGMANさんのパートは、幼少期や島根での生活についての秘話満載です。離島で赤いスポーツカーを乗り回す敏腕医師(白石吉彦さん)、過疎と戦うネット古書店&島根の風の人の影のプロデューサー・尾野寛明社長もいます。ぜひぜひ、手に取ってみていただけるとうれしいです〜〜

<登場人物とタイトル一覧>
未来を変える人づくり 岩本悠(島根県教育魅力化特命官)
帰れる場所をつくる 本宮理恵(横田高校魅力化コーディネーター)
ジモトをかっこ良くする 三浦大紀(シマネプロモーション社長)
ここは劇場、私は女優 三成由美(奥出雲町役場職員)
僕といれば奇跡に出合える 西藤将人(「劇団ハタチ族」代表)
田舎だとチヤホヤされる FROGMAN(映像クリエイター)
僕はDr.コトーじゃない 白石吉彦(隠岐島前病院長)
人を生かし、生かされる 尾野寛明(エコカレッジ社長)

地域ではたらく「風の人」という新しい選択

地域ではたらく「風の人」という新しい選択