自由のドア

島根、ローカルジャーナリズム、ときどき鉄道

ほろにがデビュー作?!『未来を変えた島の学校』発売です!

初の著書『未来を変えた島の学校ー隠岐島前発ふるさと再興への挑戦』(岩波書店)が、発売されました!!!

過疎で廃校寸前の高校が、なぜ全国から志願者が集まる学校へ生まれ変わることができたのか。島根県の離島・海士町に立地する隠岐島前高校が取り組んだ「魅力化プロジェクト」の軌跡をまとめた本です。島に移住して魅力化に取り組んだ岩本悠さん、海士町の山内道雄町長と、3人の共著です。この本のおかげで、たくさんの卒業生や関係者にお話を聞かせてもらって、素敵なご縁をいただきました!

地域づくり、地方、教育、UIターン、人口減少、少子高齢化、持続可能、ヨソモノなどのキーワードに関心がある方なら、ぜひ手にとっていただきたいです。昨秋の退職後、しばらくは、この執筆にかかりきりでした。産みの苦しみ…を嫌と言うほど、味わいました。超難産です…笑

なんか、岩本さんのおかげで、多くの人に読んでほしい、いい本になったなあという自負もある反面、もっと、ああすればよかった、こうすればよかった、という複雑な思いもたくさんあり、自分の力不足と未熟さを痛感し、そういう意味では、意味深なタイトルをつけましたが、はい、ほんとほろにがなデビュー作となりました。でも、こうやって、埋もれている島根の物語を記録したいと思って、この道を選んだわけですし、その一つが、カタチになって、感無量でもあります。

トークイベントがいくつか予定されていますので、直接込めた思いを聞いていただけると、著者として、とっっっても嬉しいです!どのイベントも、申し込みが必要ですので、よろしくお願いします!

4月3日(金)19時〜
@松江の「アルトスブックストア」
詳細:https://www.facebook.com/artosbookstore
4月18日(土)14時〜
@松江の「みんなのおうちカフェ」
詳細:https://www.facebook.com/events/1553235274925067/

行けないよーという方は、ぜひ地元の書店で手にとっていただけると、喜びます。ネットではこちらです。
http://www.iwanami.co.jp/cgi-bin/isearch