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これも新しい観光の形〜第6回島会議「島の経営会議」@島根県海士町

第6回島会議「島の経営会議」@島根県海士町が、本日、開かれまして、またまた海士町に来ています!春の海は穏やかで、フェリーも揺れず、気持ちよかった。それなのに、冬っぽい服装で来てしまい後悔。。

島の経営会議の趣旨や詳細はこちらの記事で。

●急げ!日本の最先端・島根県海士町で3/14,15「島の経営会議」

簡単に言いますと、移住者が10年間で400人、隠岐牛や岩ガキなどの特産品開発、などなど、注目されている海士町の、これまでの取り組みと変化を振り返り、これからを議論する会です。島内外から60人くらいが参加していました。60人?少ない、なんて思いました?いえいえ、60人集めるのはすごいです!海士は、松江からでもフェリーで3時間。ほかの地域からだともっと遠い離島です。人に来てもらうのはそんなに簡単ではありません。

終了後の懇親会で、この会議の仕掛け人である青山課長とも話したのですが、この島会議は、やっぱり、新しい観光の一つの形だよねと。観光というのは、別に「観光地」「観光スポット」に行くことではなくて、その地域にある資源を磨いて、人を呼ぶ仕掛けだと。

そういう意味では、海士町は今、全国最先端の地域づくりで注目されていて、その現場の人の話を聞きたい、知りたい、とわざわざフェリーに乗って、島に人がやってくる。「普通」の島では、島会議、とかいうイベントを開いたところで、人が集まらないです。そこは、自分たちの持つ資源を最大限に生かして、人を呼んでいる、つまり、立派な観光だと思いました!

こういう、これまでの常識を覆していく取り組みや提示は、面白いですね、大好きです^^ 以前も、新しい観光に関連して、こんな記事を書いたことがありましたので、ご興味ある方は、また読んでみてください◎

●新しい観光「ボーダーツーリズム(国境観光)」が面白そうだ!〜八重山レポート2

ところで、私の方は、分科会①「生産者・顧客を意識した値付け」で、奥田 和司さん (ふるさと海士 特命担当課長)の聞き手役を務めさせていただきました。長時間、お付き合いくださった方々、ありがとうございました!

お昼は、女将さん自ら海でとってきたという海苔がどーんとのったお弁当。さすがの迫力!

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ご支援何卒よろしくお願いします!(3月15日まで、いよいよ明日が最後です!)
島根発ローカルジャーナリストの挑戦!"島根の面白い人"紹介本を作りたい!