自由のドア

島根、ローカルジャーナリズム、ときどき鉄道

いま島根が面白い!〜島根大でのゲストスピーカー終わりました

少しお話させてもらった島根大「NPO論」でのゲストスピーカー。本日、無事に終了しました!「いま島根が面白い!」というタイトルで、私が取材してきて感じる島根の面白さや、島根のNPO&市民社会の特徴、そして、学生さん向けに、私自身のキャリア形成や、退職&独立という道を選んだ思いなどについて、お話させていただきました。学生さん、いかがだったでしょうか。。。

写真は、特注した「島根テーブル」を自慢そうに話す図… 呼んでくださった島根大の毎熊浩一先生が撮影してくれました。いやー正直、90分間、話し続けるというのは、大変なことですね。大学の先生たち、すごーい。と、あらためて感心してしまいました。学生さんは、結構熱心に、メモをとってくれていました。質問もいただきましたですね。独立後、記者クラブとかなくなるし、取材や仕事がしにくくなったのではないか?という質問でした。

そう聞かれて、あらためて、考えみました。まあ、確かに、以前は頻繁に取材&掲載のお願いをしてきていたのに、最近まったくないな…みたいな方も一部ありますが、ほんと一部ですよね。ほとんどの方は、変わらず、取材のお誘いや情報提供、面白いイベントのお声がけ、いただいてます。いや、むしろ、心配して、より一層、連絡くれたり、お仕事くれたり、というか… 組織じゃなくて、田中輝美個人として、付き合ってくださっているのだな、と本当にあらためて思いました。人に恵まれています。ありがたき幸せなり。

「島根を変えたコトヒト年表」

またいつかこのブログでもお披露目したいですが、今日の話の中で「島根を変えたコトヒト年表」というのを、私なりに整理して、つくってみました。毎熊先生も、これが面白かったと、言ってくださって、よかった!もう一つ、嬉しかったのは「やっぱりジャーナリストっぽい!」とも言ってもらったこと、でしょうか。視点とか対象との距離感とか、らしいです。毎熊先生とは、私が入社したときくらいからの付き合いなので、もう15年くらいになるのかしら!? 行政学がご専門で、ゼミ活動も面白いですが、ポリレンジャーを率いておられて、この活動がまた面白くて、よく取材させてもらってましたですね。今回、呼んでいただいたことも含め、お世話になりっぱなしです。終了後の振り返りトークも盛り上がってしまい。ああ、先生と写真を撮って島根ご縁記2にすればよかった…次回は!

肝心の学生さんの感想は、コメントシートを見せてもらえるらしいので、それを待ちたいと思います。こちらでも報告しますね。私自身にとっても、あらためて、島根のことや今後のこと、整理して振り返る貴重な機会となりました。毎熊先生、学生さん、本当にありがとうございました◎

<追記>毎熊先生がFacebookに上げてくださっていたので転載!
【ご報告−NPO論ゲスト】今日の「NPO論」ゲストは、ローカル・ジャーナリストの田中輝美さんでした。珠玉のお言葉をたくさんいただきました。その(ほんの)一部をメモっておきます。僕が勝手に言い換えているもの、一見してもわからないものもあるでしょうし、なかには僕の誤解もあろうかと存じますが、ご容赦を。
・大枠で自分の夢を考える(人間が好き、とか)。そこから具体的な職業を探す。
・やりきったからこそ、次に行ける。
・自分は自分の価値観でいいんだ。
・テーマは衝動で決める。
・読まれない記事はゴミ。
・いい記事が読まれるわけではない。読まれる時に出す記事がいい記事。
・「計画された偶発性」(←僕もこの考え、同感です)
複数のコミュニティをもて。
・仕事命ではない生き方の発見。
・人生トータルを充実させよ。
・島根はいま全国一オモロイ
・島根の魅力はチャレンジできる舞台と支える人たち
・公私混同の公務員多い(←褒める文脈です)
・チャレンジが価値になる
・地域は虚構。人が幸せになれば結果的に地域は…
・活動する人の量×地域内経済循環×(一人一人の)熱量
・一つ一つはトップになれなくても、かけあわせれば…。

1月13日(火)
1245〜 「NPO論」ゲストスピーカー@島根大
終了後  毎熊先生と振り返り
1600〜  藤原啓さんと打ち合わせ@シーズ総合政策研究所