自由のドア

島根、ローカルジャーナリズム、ときどき鉄道

松江に本と本好きが集う「BOOK在月book2」発売中です

昨年ご案内した「BOOK在月(ありづき)」というイベント、この実行委員会の方々が「BOOK在月book2」をつくって、販売しておられます。


<目次>
・特集「松江のひと」古本屋ダルマ堂店主 桑原弘さん
・私たちのリレーエッセー「橋」 すやまひろこ/伊達淳/南陀楼綾繁浜田真理子
南陀楼綾繁「本と遊べば2」
アイルランドの物語を読む 伊達淳
・BOOK在月が選ぶおすすめの一冊
・みんなの図書館 曽田文庫

ダルマ堂と言えば、100年の歴史を持つ、知る人ぞ知る松江の古本屋さん。いったん閉められたのですが、お客さんからの復活要望がものすごくて、再開しておられますね。その店主さん、なんと86歳、の思いが詰まった記事です。ダルマ堂の歴史は、そのまま、松江や古本業界の歩んできた道を映し出します。読み応えありました。

南陀楼さんの「本を遊べば2」という連載(山陰中央新報社で掲載されました)では、本や出版がピンチと言われる中、地方の小さな図書館や、手作りのBOOKイベントいった地方から始まった新しい動きを追いかけたシリーズです!リレーエッセイも、浜田真理子さんとか、豪華な方々がそろってますね◎

そうそう、ちなみに、私も「BOOK在月が選ぶおすすめの一冊」で、寄稿しております。「神々の国の首都」と「出雲の迷信」の2冊の、紹介です。実は、これが10月に独立してからいただいた初仕事でした…!

一冊500円。こうして、制作から発行、印刷、販売までを手がけた小冊子を「リトルプレス」や「zin(ジン)」と呼んで、全国で増えています。個人的にも、無料+広告モデルのフリーペーパーより、好みです。広告のスポンサーに遠慮したり縛られなくていい、ので、自由につくりたいようにつくれる、し、本来タダなものなんてないので、買い手に少しずつ負担してもらう形がいいなと^^ 島根でももちろん、増えていますし、昨年つくったbook1は、表紙が素敵なので最初の写真にどーんと映してしまいましたが、好評につき売り切れだそうです。残念なような嬉しいような。

松江のアルトスブックストアや、曽田文庫などで買えます。ネット販売がないですが…と思って、聞いてみましたら、曽田文庫に言っていただければ、送料は負担していただきますが、お送りするそうです!よかったらぜひー