自由のドア

島根、ローカルジャーナリズム、ときどき鉄道

本好き必見、新刊書店の本棚共演も!「BOOK在月」@松江のご案内

よい本との出会いは、よい人との出会いと同じくらい、人生を変えるし、人生を豊かにしますよね。本と出会う機会がある、というのは、とても素敵なことだと思っています。イベント「BOOK在月(ありづき)」絶賛応援中です◎

「BOOK在月」は「神在月」にひっかけて、神様ならぬ本好きが集まるイベントにしたいという思いを込めて、昨年からスタートしました。粋ですね! 2回目となる今年は、10月25日(土)10〜15時、カラコロ工房(松江市殿町43)で開かれます。松江を中心に、島根県内の本好きな有志の方々が手弁当でやっています。

神在月…?そうですね、10月は島根では「神在月(かみありづき)」と言います。一般的には「神無月(かんなづき)」。10月には、八百万の神様が、出雲大社に集まるからだそうです。リアルに「神在月」と習っていたので、他では神無月と言うこと、大人になるまですっかり忘れていました。なんかやっぱりすごいな、出雲大社!!

さてさて、本好きが集まって何をするのか…気合いというか本への愛が伝わってくる内容です★

1)「一箱古本市
一人一箱、古本を持ち寄る、古本のフリーマーケットと思ってもらったらよいでしょうか。出店者募集中。縦50㎝×横40㎝の箱に、古本を詰めて持ってくれば、誰でも出店できます(要申し込み)。出店料500円。売れたら補充できます。CDや雑貨も売れます。各地で盛んに開かれていて、東京の不忍ブックストリートなどが有名ですね。

2)リトルプレスコンテスト
リトルプレスとは、個人や団体が制作、発行、販売までする小冊子。内容やデザイン、自由にできることが魅力で、島根でも、島根外でも、素敵なものがどんどん登場しています。中国5県のリトルプレスを集めて一堂に展示しちゃおう!という全国初?の試み。どんなものか見てみたい、という人や、自分がつくる際の参考にしたい、という人によさそうです。

3)ビブリオバトル
耳慣れない、かも…日本語で言うと「知的書評合戦」。と書くとカタくなりますが、ルールは単純。5分で面白い!と思った本について激アツなプレゼンをして、一番読みたくなった本は?を基準に、最多票を集めた本「チャンプ本」を選びます。こちらも全国で広がっています。当日は、高校、大学、一般の部を随時、会場で開催しています。

4)新刊書店の本棚共演
アルトスブックストア(松江)、DOOR BOOKSTORE(松江)一月と六月境港)、今井書店(松江)。山陰にある4つの個性派書店さんが、出張本棚をつくります。うわー書いてて興奮してきました。これも他ではなかなかない企画ではないでしょうか。いわば「ライバル」が一堂にイベント出店するなんて。そういう小さいことを超えて、本との出会いの場を増やそうという熱い思いを感じます。

え、本だけじゃ、お腹がすく? そんなあなたにも、ちゃんと用意してあります!松江の人気お料理ユニット・タパタパさんによる「本のサンドイッチ」が登場予定。「本のお菓子」や美味しいコーヒーもあるとか。こちらも豪華ですね。

ふらりと寄ってみると、素敵な本、人、食、出会える期待大です◎ 前日の24日(金)夜には、一箱古本市の生みの親(なんと出雲市出身)を招いたトークイベントもあります。イベントへの申し込みや詳細は、BOOK在月公式サイトでご確認ください。