自由のドア

島根、ローカルジャーナリズム、ときどき鉄道

2023年、新年の決意

新年の決意を1日に書いているなんて何年ぶり、いや初めて…?というわけで、あけましておめでとうございます。

私はわりと単純で、昨日の大晦日から一晩寝ただけなのに、新しい2023年、新しい気持ちで頑張るぞ!的な気持ちの切り替えとテンションの上がり方をしています。

2023年どんな一年になるかな。大きいのは、ついに!ゼミができることです。島根県立大学地域政策学部は新設学部なので、まだできて2年目、2年生までしかいないのです。そしてゼミは3年からということで、ようやく4月にゼミ生を迎えることができます。ドキドキワクワク、どう考えても肩の力が入っちゃうんだろうなと、後で振り返って苦笑い的展開になりそうです…まあここまで予測できるようになったのは成長?

「地域社会論」「ローカルジャーナリズム論」「関係人口論」という持っている授業科目はこの2年間で一通りできたので、少し楽になりそうですが、まあでもゼミは違った大変さがあるとは思っています。

2023カレンダーは、隠岐の森山さん(毎年ありがとうございます!)と、七咲さん撮影、安田よーこさんデザインの中国山地カレンダー。

あとは!もう一つ、ついに!大型リノベーションを検討中。浜田市金城町美又地区にある旧美又信用購買販売組合(旧JAいわみ中央美又事業所)。子どもの頃、おばあちゃんと手をつないで山越えしながら楽しみに通っていた思い出の建物。放っておいたら解体されるので、それは耐えられない!!!と思わず手を挙げたのですが、何をどうしたらよいのか経験も知見もなく、いろんな方に声掛けさせてもらいます…!今これを読んでいるあなたの力が必要です!ぺこり。

ローカルジャーナリストとしては、本の執筆予定が一冊もなく、、まあでも毎年出したいというのも無理しがちなので、一旦お休みかな。『みんなでつくる中国山地』の方は004号、「ちゃんと住まう」をテーマに秋に発刊予定です。MYTURNでは引き続き、県・市町村職員研修や専修大学授業、島コンを中心にやっていきます。そのほか、地元浜田市に待望の中間支援組織が立ち上がる!ので全力応援します。

個人的にしてはインターンに興味関心があるというか可能性を感じているので、さまざまな立場で種を蒔いていきたいところです。。年間100冊読む目標は、アプリを導入したおかげでなんとか達成できたので、今年も続けます。

昨年は苦しかった、と、振り返りのブログでちょっとこぼしましたが、結局、一人で抱え込んでしまいがちであることが影響していたかなと思います。

なので、2023年の目標はもっとみんなと分かち合うこと!喜びも楽しさも苦労も。なので「分」です。本当なら共有、シェア的イメージなんですが「共」っていうのも「有」っていうのも、うーむ… 一字にするなら「分」でいきたいと思います!

2023年もぜひぜひ一緒によろしくお願いします◎

 

模索、探索しながら苦しんだ2022年でした

2022年に関わった本たち。やっぱり本が好き、で、圧倒的に書いて記録していきたいと思いつつも、最近は大学が楽しくて、ローカルジャーナリストや研究に時間が割けていない…です。

そんな中でも仲間と創刊した『みんなでつくる中国山地』003号は504人の食っていき方アンケートをはじめ、60人の書き手や会員などみんなの面白い!が詰まった最高に面白い一冊になったと感じています。JCEJで制作した『メディア・イノベーターズ』も同じですが、たくさんのお力添えがあったからです。こうした活動を通じて出会える方々がいて、本当におかげさまです。

島根県立大学(浜田キャンパス)の方は着任して2年、学生たちが地域の方々に育ててもらっていて、ありがたく嬉しく心強い限り。さらには盟友・田中りえちゃんと共同経営している株式会社MYTURNでも研修や専修大学授業をチャレンジさせてもらっていて、いずれも手応えを感じています。

そのほかNHK視点・論点朝日新聞の定期コラム「地方季評」、雑誌AERAへの寄稿の機会をいただき、地方に対する社会的関心の定着も感じているところです。

年始のブログでは模索&探索の一年、としました。その通りだったなと思います。

terumism.hatenablog.com

大切な人たちを見送るのに慣れなかったり、自転車操業で苦しかったり、うん、ちょっと苦しかったときも多かったです。

terumism.hatenablog.com

大学教員、ローカルジャーナリスト、研究者、経営者、どんなバランスでどんな風にやっていくのか、自分の役割は何なのか、まだまだ模索しつつ悩みながらですが、でも、たくさんの素敵な出会いに恵まれ、仲間と駆け抜けた一年でした。ありがとうございました!どんな2023になるかな。新年の決意はまたあらためて。

雑誌『AERA』の2023年注目の人特集で、地方創生部門の10人を推薦しました!

雑誌『AERA』の2023年注目の人特集。選ぶ側のお役目をいただきまして、僭越ながら地方創生部門の10人を推薦しました。

人口減少時代の中で新しい価値観を生み出したりアップデートしたりしている、特に次世代を意識したつもりです。全国各地の記事を探したり、知人友人の顔を思い浮かべたりしながら、推薦したい人がたくさんいるなあ、やっぱり地方面白くなってるなあとしみじみしましたが、最終的に年齢とジェンダー、地域のバランスを考慮しました。協力してくださった皆様、ありがとうございました!

よかったらお手に取ってみてください。イノベーションは辺境から!

<1/9 追記>

ネットでも読めるようになりました。

news.yahoo.co.jp

【1/22までアーカイブ販売中!】ドット道東×中国山地オンラインイベント

B&Bでのオンラインイベント、無事におわりました。コミュニティをつくるときに大切にしていることや、これからのローカルやメディアのあり方、持続可能性を意識したお金のはなし、などなどとっても楽しいトークで、あっという間でした。アーカイブは1月22日まで見れます、こちらからぜひどうぞ◎

あらためて北海道の道東、中国山地、九州と、それぞれ新しいエリアを設定しながら伝えた先を見据えた活動をしていて、共感たくさん。良い質問もいただきました。参加者の皆さん、一緒に登壇したドット道東の中西さん、Qualitiesの日野さん、B&Bの中川さん、本当にありがとうございました!

次の『みんなでつくる中国山地』004号のテーマは「ちゃんと住まう」。ぜひまた来年もよろしくお願いします〜

 

12/21 みんなでつくる中国山地2022発刊記念イベントwithドット道東@オンラインです!!

海の向こうにも仲間がいる!!とめちゃくちゃ勇気をもらった北海道のドット道東さんとの運命とも言える出会い。中国山地と目指すあり方やアプローチが似ていることもあり、語り合いたい!と願っていたところ、九州のいいヒト、いいコト、いいシゴトを掲げるウェブメディアQualitiesの日野さんが実現してくれました!

明日21日20:00-オンラインです。キーワードはローカル、メディア、関係人口、つながりのつくり方などなど。次の時代を見据えた話ができるかなーと思っていますし、北海道×中国山地×九州この3人だからの話もできるはずなので、とっても楽しみです。ああ予定が合わなくて残念…という方も、1ヶ月の見逃し配信ありますのでぜひぜひ!お待ちしていますー!!イベント詳細、申し込みはこちらからお願いします!

bookandbeer.com

ところで、なぜ中国山地とドット道東がつながったのか…は真庭市勝山町出身、北海道でアナウンサーをしている会員の廣岡俊光さんのおかげです。とにかく面白い&熱量が伝わってくる!!ので、ぜひぜひ目を通してみてください^^

note.com

 

note.com

 

note.com

ドット道東、中国山地、Qualitiesについてはよかったらこちらもご参照ください〜

www.asahi.com

おまけ:ドット道東中西さん(左)と県立大学生の寺迫さんと記念撮影!(11月5日)

 
 

12/10 広島・ハチドリ舎で会いましょう!

広島のソーシャルブックカフェ・ハチドリ舎。社会課題や真面目なことを安心して話せる場をつくりたいという理念に激しく共感して、『みんなでつくる中国山地』ともコラボさせてもらいたいい!!!とコラボシリーズが始まりました。

テーマに選ばれたのが獣害対策。店主の安彦恵理香さんの提案でちょうど1年前にスタートした後、農家、猟師、地域づくりの実践者、研究者などなど多様な人たちをゲストに迎えて話を聞き、おかげで獣害対策が立体的に浮かび上がってきました。

ずっと企画を一緒につくってきた中国新聞の北村浩司さんや安彦さんたちとシリーズを振り返ります。よかったらぜひ現地で、難しくてもオンラインで遊びにきてください◎

日時:12/10(土)19:00-21:00
会場:ソーシャルブックカフェ・ハチドリ舎(広島県広島市中区土橋町2−43)オンライン配信(アーカイブ付き)もあり
ゲスト:北村浩司さん(中国新聞)、森田一平事務局長(みんなでつくる中国山地)、田中輝美(同)
店内参加:1,000円+1drink https://forms.gle/hdoXD3pDKkZK3Cjg9
オンライン:1,200円 https://tinyurl.com/2hbla3rd
共催:みんなでつくる中国山地百年会議 × ハチドリ舎

 

みんなでキャリアについて考えるイベント@東京、感動的でした

すっかり報告が遅くなってしまいましたが、11月末に東京で、学生対象にキャリアを考えるイベントに出演しました。こぢんまりした場でしたが、参加者と一緒に考えて深めていく、なんだかとっても感動的な時間を過ごすことができました。人生100年時代、学生だけじゃなくて大人になったってキャリアには悩むし、またこういう時間がいろんな人と持てるといいなとあらためて思いました。一緒に登壇した山下実里さん、ふるさと島根定住財団東京サテライトの原早紀子さんをはじめとした皆さん、ルーツ島根の皆さん、参加者の皆さん、ありがとうございましたーー!!!!またどこかでご一緒できるのを楽しみにしています〜

その時の様子、会場のHAPON新宿さんのレポートにも載せてもらっています◎

hapon.asia

 

terumism.hatenablog.com