自由のドア

島根、ローカルジャーナリズム、ときどき鉄道

2021年春、島根県立大学に新設される地域政策学部地域づくりコースに着任します

今後のことについて、お知らせです。ご縁をいただき、2021年4月、島根県立大学に新設される地域政策学部地域づくりコースの教員として着任することになりました。関係人口論や地域社会論などを担当する予定です。

島根県立大学は、ふるさとの島根県浜田市にある大学で、山陰中央新報時代は記者として担当したこともあって感慨深い。何より、ふるさとの人材育成にかかわれるなんて、とてもうれしくありがたいことで、ワクワクしています。

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来年度の入試の概要も公表されています。今のところ受験生の関心が高そうとのことでうれしい。どんな学生が来てくれるのか、今から楽しみです。地域づくりを学ぶなら島根県立大学!ってなるようにがんばっていかねばです。ぜひ高校生の皆さん、保護者の皆さん、検討してみてもらえると喜びます。

hamada.u-shimane.ac.jp

あ、もちろん、ローカルジャーナリストとしての活動も変わらず続けます。ローカルジャーナリストと大学の教員、精一杯やっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。何か一緒にやろうといったお声掛けなど大歓迎です。お待ちしていますー!

しかし、8月は全然ブログ更新できませんでした。すんごい忙しくて、これなんでこんなに忙しいんだろう…(涙)

しまね未来探訪(64)ソットチャッカ

本日掲載の山陰中央新報での連載「しまね未来探訪(64)」。中国山地メンバーの一人であり、この前のB&Bトークでもご一緒した七咲友梨さんのソットチャッカ。

store.moutakusanda.com

お茶には全然詳しくなかった私でしたが、釜炒り茶って地域の文化であり、そして希少なんですって…と驚き!何よりソットチャッカという名前、「そっと着火する」が由来だそうで、それがとってもツボりました!ぜひぜひ読んでみてください◎

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「オール秋田」で関係人口に取り組む秋田県に行ってきました

7月上旬のことですが、秋田に出張してきました。ほんと久しぶりの飛行機&リアル講演。空から見た中国山地と夕焼け。

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秋田県が、市町村も含めた「オール秋田」で関係人口に取り組むということで、呼んでいただきました。われらが島根県もがんばっていますが、まだオール島根にはなってない…かも?すごいですね、秋田県。ソーシャルディスタンシングとるためにめっちゃ会場が大きいという(笑)

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新聞各社、テレビ局も取材に来てくださって掲載してもらい、ありがたかった、のですが、新聞やテレビ局のニュースのリンクはすぐに切れてしまうので…残念。秋田県がサイトできちんと報告してくれていたので、それを貼っておきますね。

www.pref.akita.lg.jp

秋田は大好きな土地で、これまでも何度も行ってますし、何より、秋田魁新報の皆さんがとても熱くてステキなのです。昨年はこのブログにも登場している松川さんが中心となって新聞協会賞も受賞されました。おめでとうございます!!!

www.sakigake.jp

ほんと自分のことのようにうれしかったです。お祝いの会。斉藤記者が連絡くれてうれしかった。比喩的な表現なのでアレですが、いつか焼け野原になるかもしれないけど、そのときはまずバラック小屋を建ててともにがんばろうねと誓い合いました。全国各地にローカルジャーナリズムを志す仲間がいるの最高。

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大久保瑠衣さんが撮影&提供してくれました。感謝。過去の秋田の記事はこちら!

terumism.hatenablog.com

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島根県内外の学生向け就活イベント「自分のしごとの見つけ方 season2 」始まりました!

3年前に東京で開催していた学生向け就活イベントのシリーズ「自分のしごとの見つけ方」、そのseason2 が始まりました!復活できたのすごくうれしい。前回のシリーズはこちら。大成功とか自分で書いてるのどうなの…笑

terumism.hatenablog.com

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でもあらためて、このシリーズイベントで良いコミュニティが育ち、今でも仲良くしている&志を共有できる年下の友人や仲間ができたなと思ってます。season2もそんな風になるといいなと、企画しました。

今回は時節柄、オンライン。全国各地から15人の学生が参加してくれて、何より、season1の卒業生3人がゲスト役を務めてくれて、いい感じでした!!みんな「やりたいことが見つからない」で悩んでいるだな…少しでもサポートできるといいな。

今後毎月、開催しますので、チェックしてみてください!次回は8月22日です、お待ちしています◎

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○開催日 | 2020年7月25日(土)
 ○開催時間| 19:00~20:30(受付 18:45~)
 ○対 象 | 大学生、大学院生、短期大学生、専門学校生
 ○会 場 | Zoomオンラインミーティングルームで行います。
        お申込みの方に事前に専用URLをお送りします。
 ○お申込み| お申込みは締め切りました(申込締切:7月22日(水)17:00)


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学生の皆さんへのメッセージ

感染症対策のため、学校の授業も、友達と会うのも、
そして就活もオンライン化が進みました。

2021年卒の先輩たちの就活を横目に見ながら、
今年はインターンシップも予定していたように参加できず、
「自分たちの就活も不安!」という2022年以降卒業予定の学生さんも多いようです。

初めての就職活動、自分で決めて自分で動かないといけないけど、
「自分は何をしたいのか」「どんな仕事があるのか」「どんな会社があるのか」
分からないことだらけ…
考えたり情報が欲しくても、やり方もよく分からない…

そんな皆さん、まずはこのイベントからスタートしてみませんか?

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シリーズイベント「自分のしごとの見つけ方」とは?

地元で働くことを考えている学生や、
県外にいるか・地元に戻るか迷っている学生に向けて、
地域で「仕事、おもしろいよ!」と軽やかに働く社会人との出会いの場を作ります。

社会人も悩むし、皆さん同様悩んできました。
どんなことで悩んだか、困ったか、どうクリアにしていったか。
そして、
どんな仕事・会社があるか、どんな働き方や暮らし方があるか、
どう成長していけるか…

など、様々な社会人との対話の中で感じ取ってほしいな、と考えています。


\ こんな学生におススメ /
・地元(島根)での就職を考えている
・このまま県外にいるか、地元に帰るか迷っている
・OBOG訪問をしたい
・就職活動のしかたを知りたい
・就活スタートのきっかけが欲しい
・今後を考えるために社会人の話を聞きたい


自分のこれからを決めるには、様々な人(世代、性別、職種)とたくさん話すこと。
もちろん、島根県以外出身の学生もウェルカムです◎

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第1回目のテーマは「働くこと」
第1回目は、まず「働く」ことをイメージしてみましょう。
1~3年目の社会人3名をゲストに迎え、


・今どこで、どんな仕事を?
・なぜこの仕事を選んだか?
・おススメの就活方法
・働いてみてどう?面白いこと、キツイこと
・「学生の時に考えていた社会人」との違いはある?
・どんな人と一緒に働いている?
・今、コロナで働き方は何か変わった?

・楽 し い で す か ?

などなど、『ホントに感じていること』を聞かせていただきます。
ゲストトーク後は小グループに分かれて、もう少し詳しく聞いてみましょう。

 

 

「消費されない場所になる」図書館専門誌LRGでの連載で男木島図書館を紹介しました

今日ご紹介するのは図書館専門誌LRGでの島の図書館の連載。博論でしばらくお休みをいただいてましたが、今月号から復活しました。瀬戸内海に浮かぶ男木島(高松市)の男木島図書館。すごーくステキな私設図書館なのです。

ogijima-library.or.jp

ここを手作りされた額賀順子さんにお話聞いたのですが、消費されない場所になる、というようなことを言っておられて、ほんとそうですよね!!と、こう思っていてもはっっきり言いにくいですが、サイトでも書いておられて、その潔さに感動しました。そうそう、私のオンライン会議でのバーチャル背景はこちらを使わせてもらってます!

今後もいろんな島の図書館のつくり方、紹介していきたいと思いますので、ぜひぜひお手に取ってみてください◎

www.fujisan.co.jp

立て続けに連載記事のお知らせをしている今日この頃。そうなのです、7月上旬はそれはもうお仕事が集中していて、オンライン研修やオンライン会議やオンライン打ち合わせの連続で、久々に疲労困憊……って感じでした。コロナの影響で4〜6月に予定していたものがどばーっとやってきた、しかも7月中とかの幅ではなくとにかく7月上旬に集中していて、みんな考えること同じなんでしょうね…いやー大変だったなあ。よくがんばった、私。

ということで、中旬に入ってからは少し落ち着きまして、また抱えている連載の取材や執筆にかかっています。取材を通じて、新しい人に出会えたり、知っている人ともよりつながりが深くなったりで、すごくありがたくて、楽しいです。

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中国新聞で連載「過疎は終わった!〜中国山地に吹く風」が始まりました

昨日は雑誌『家の光』で短期集中連載が始まったことをお知らせしましたが、6月から中国新聞の別刷りSELECTでも連載が始まりました!

タイトルはなんと「過疎は終わった!〜中国山地に吹く風」。過疎は終わったとか書いちゃって大丈夫なのか…(笑)採用してくださってありがとうございます!

 連載を趣旨を説明するリードは次のように書いています。

若い世代が地方に向けるまなざしが、大きく変わりつつある。「何もない」と言われがちだった地方を面白がり、移住したり、通ってきたり。彼・彼女たちの目には、何が魅力と映っているのか。過疎の発祥地とされる中国山地の現場から見えるキーワードとともに、時代の変化を読み解く。

初回のキーワードは「田園回帰」。先日お邪魔したと報告した岡山県の上山集落で、水垣大地さんと梅谷真慈さんという若き移住者2人にお話を聞きました。「過疎地だからこそ人が育つ」と言っていて、ここはすごく共感しました…!

terumism.hatenablog.com

毎月第三金曜日に掲載です。これからこの連載のための取材で中国山地を歩き、新しい風を伝えていきたいと思いますので、お楽しみにー!

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雑誌『家の光』で短期集中連載が始まりました

『家の光』は、農業・農村文化の向上を目指すJA(農協)グループの出版・文化団体が発行している雑誌です。創刊95年、すごい!私の母方のおばあちゃんは、浜田市金城町で農協婦人部の活動をがんばっていて、よく一緒に読んでいたので、お仕事のお話いただいたときはなんだか感慨深かったのです。

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今回、3回にわたって「仲間づくり」をテーマにした短期集中連載を担当させていただくことになりました。初回の8月号は「小さな拠点」。政策的にも注目されている取り組みで、しかも、取材先は『みんなでつくる中国山地』でもお世話になっている山口市NPO法人「ほほえみの郷トイトイ」ということで、取材に伺えてとっってもうれしくありがたかったです!

よかったら8月号、ぜひぜひお手に取ってみてください。連載もあと2回、続きます。

jifuku-toitoi.com