自由のドア

島根、ローカルジャーナリズム、ときどき鉄道

Keep Journal を誓う。2019年8月の記録

最近はちょこちょこブログを書くようになりましたね。繰り返しになりますが、やっぱり記録は大事だなと思ったためです。8月のまとめをしておきます。

8月4日、茨城町の地域おこし協力隊をしている 近藤弘志くんのお声掛けで、地域の魅力発見講座を担当してきました。近藤くんは島前高校卒業生で、著書『未来を変えた島の学校』でがっつり取材して以来のお付き合いですが、茨城の皆さまに愛されて成長している様子が伝わってきて、うれしくなりましたし、勝手に島根県民を代表して御礼申し上げておきました(笑)3月末に松江で会ってから準備を進めてきたのでした。40人くらい集まったし、ほんとよかったです。

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お盆から中旬にかけては、ひたすら博士論文を書いていました、が、その合間に、なぜか、かなり、昔取材した人たちと再会することが多かったなあ。この近藤くんをはじめ、ブログでも紹介した島前高校の火の集いもそうだし。 

そのほか『ローカル鉄道という希望』で取材した和泉大介くんと会いました。早いものでこの春から社会人になって、大人びた表情をしていましたが、社会人なりの新たな悩みというか壁もあって、相談に乗った感じでした。ちゃんとお土産とか手紙くれてうれしかったし、少しは霧が晴れた顔してたからお役に立てたならよいですが!続いて『関係人口をつくる』に登場している安部晃司くんともお茶しました。安部くんは、この春に東大の大学院に進学して、とても興味深い研究をしているのですが、また安部くんなりに将来どうするか悩みは深く、、学術の世界は確かに厳しいから、簡単なアドバイスはできなかったけど、でも、こういう思いをもってがんばっている若い世代を応援できるように(物心両面で!)私も力を付けていかないといけない、いきたいな、とあらためて思いました。

ここまでのところは、過去の著書に登場した人たち。これ以外にも、私のこれらの著書を読んでくれた若い世代と話す機会もありましたので紹介。一人目は私の本を読んで進学する高校を決めた高校生のみさちゃん。オンラインで大学進学どうするか、話を聞きました。

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もう一人が、ひなこちゃん。島根で働いている私がロールモデルの一人になったようで、うれしはずかし、ありがたいことです(詳しくは彼女の書いたnote読んでみてくださいね)。2021年春の就職に向けて活動していくそうで、こちらもすっきりしたアドバイスができたわけではないのですが、まあ糸口程度でも何かお役に立てたならいいなあ…

まあ、こうやって若い世代の人たちと会いながら、一番感じたことは、地方紙記者の大先輩である寺島英弥さんの「その場にとどまり、当事者と同じ時間を生きるのが、地方紙記者の仕事の本質」という言葉。そしてこう続きます。「Keep journal」(書き、記録し続けよ)です。本を書いて世に送り出した時点から、彼・彼女らも変わっていくし、私はでもそれを一緒にずっと見ていくことができる立場でもあるので。やっぱり、Keep journal であり続けたい!と強く誓った、そんな8月でした。『未来を変えた島の学校』の続編もいつか書きたいなーー