自由のドア

島根、ローカルジャーナリズム、ときどき鉄道

まちの「わくわくエンジン」についての仮説〜川本町での講演会を終えて

石見大交流会の翌朝は早起きして島根県川本町へ。川本西公民館で講演でした。以前、川本町役場で私が担当した情報発信研修に参加していた公民館長さんが、ものすごくアツく前のめりに講演依頼をされてきまして、その勢いに押されて思わず引き受けました。


が、当日の会場にはご高齢の方々が50人くらい集まってこられ、いつも私がしている講演との客層の違い(※若い世代向けが多いです)におののき、しかもワークショップ形式だったので、ものすごーく不安になりました…でも皆さんの協力のおかげで盛り上がり、ほっと一安心!

f:id:terumism:20170604120104j:plain

休日なのに川本町役場まちづくり推進課の皆さんがたくさん参加して各テーブルをサポートしてくれたのと、あと、元青年海外協力隊梅ちゃん(梅原梨さん)が連れてきてくれた高校生のパワーが大きかった。ありがとう!むっちゃん(豊島睦美さん)も来てくれて刺激になったようで^^ 小さいころから私を知っている方も来てくれて、久々に会えてうれしかったです!

 
以前、松江市秋鹿町でも同じようなまちづくりのワークショップを担当したことがあるのですが、まちづくりだということで難しく構えたり肩に力を入れたりしなくても、違う立場や世代の人たちが集まって、自分の悩みやもっとこうだったらいいな、みたいな想いを共有するだけで「まちのわくわくエンジン」がかかるというか、少し何かが動き出すような気がします。

参加者の一人が終了後に書いてくれた感想がうれしかったので、転載。

今日は川本の西公民館にローカルジャーナリストの田中輝美さんがお越し下さって、川本・島根、地域って今、注目を集めているんですよ。
課題は先進地、課題は関わりしろ(のりしろ、の、しろ。ですね。)
というお話を伺いました。
日曜の午前中にも関わらず50人以上の2歳~70代の皆さんが集まりました。
私が輝美さんに出会ったのは、2011年。川本に移住すると決める前にでした。
まさに、都会の荒波にのまれ
自分の価値の希薄さ。自分の生かし方に悩んでいる時期でした。
川本で地域おこし協力隊の制度で1号になり、アマチュアバンドフェス、お祭りのイベント企画や司会、高校生の地域交流拠点「しまちゅうステーション」とたくさんチャレンジさせていただきました。
川本町役場の皆さんのあたたかいご尽力と、地域の方の(よー横浜からきんさった!)の応援。素直な子どもたち。川本ネイティブのオットの心身とものサポート(笑)
川本に暮らして7年。
あたし、まだまだここからなんです。
あたしは「すべての人の居場所と出番」をつくるために、川本からやります。
まずは、子育て(孫育て)中のあなた!
フリマやります。今年中に。
出番ですよー!!!
肩書きは、ローカル・キャリア・デザイナー。
今日決めました。
どこでも、自分の持ち場で生き生きと暮らせる人が一人でも増えますように。
生き生き暮らす大人の背中が、子どもの未来をつくる。
原点回帰。輝美さんありがとうございました。
また、よろしくお願いいたします。