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自由のドア

島根、ローカルジャーナリズム、ときどき鉄道

土地にはその土地それぞれのやり方がある〜与論島その3

与論→鹿児島→伊丹→出雲と乗り継いで、島根に戻ってきましたよ!

教育長さんが見送りに来てくださって「あなたの講演を無にはしません。必ず実らせますから、見ていてください」と言ってくださって、昨日に続いてじーんとしました。こんな風に言っていただけるなんて、遠く来たかいがありました!こちらこそ、少しでもお役に立てるなら喜びです。このご縁を大切に今後もしていきたいです!

与論にいるときはバタバタしてしまったので、あらためて、与論と隠岐島前の共通点、違う点を考えてみます。というのもですね、私は本当に全国各地に行っているのですが、なんか、単に行っているだけではないか…もっと何か思考して発見しなければ、もったいないのではないか。ローカルジャーナリストと名乗っているのだから、島根だけでなく、他の地方を知り、相対化することはきっと意味があるだろう…と密かに悩んでいたのですが、どんな問いを立てて思考すれば、ローカルジャーナリストたりえる発見が生まれるのか、いまだによくわからないでいます…ああ、私の悩みの吐露が長くなってしまった。というわけで、まずは、共通点と相違点を考えるということをやってみたいと思います。

共通点
・島(地域)で唯一の高校
少子化で生徒数が減り、2クラスが1クラスの危機
与論島と島前3島でみると人口規模はほぼ一緒

相違点
・ 行政が一つなので意思統一がしやすい
・ 数年前から進学率がずいぶんアップしている
・ 高校進学時の流出は少ない
・ 寮がなく、外からの生徒の受け入れは下宿
・ コーディネーターが(まだ)いない

なんかもっとある気がするけど…思考が浅いな…うーむ。もっとトレーニングが必要だ…

話を戻して。質問では実は、相違点の一番下にある、島外生の受け入れや寮問題が一番多かったのです。与論高校には寮がない、島前高校はどうしているのかと。島前高校をはじめとして島根県内の高校は、県内の別の地域から通ってくる生徒のために、もともと寮を持っているところが多く、ハード面の障壁は少なかったのだと気付きました。寮を整備するのは、かなりのお金がかかり、すぐには難しいそうです。そのほかのソフト面は、島前よりもスタートアップの環境としては良さそうに感じました。

これまた教育長さんですが、私が講演の中で話した「地域それぞれでそこに合ったやり方があるから、すべて島前の真似をする必要はない。それぞれの地域にとって魅力的な学校の姿を真剣に考えて地域一丸で取り組めば結果はついてくる」という部分をすごく覚えていてくださって、寮ができるのを待っていてはできないから下宿を活用して与論ならではのやり方でやってみる、存続ではなくて魅力的な学校を目指す、と繰り返し言ってくださいました。なんてうれしいことでしょう!!!

しかし、今日の与論島は、青空がきれいで、気温23度と過ごしやすかった…のに、鹿児島についたとたん、雨&気温差10度!さむい。もちろん島根も。風邪引かないように気を付けなくては。