自由のドア

島根、ローカルジャーナリズム、ときどき鉄道

知ることは、自分が変わること

どなたの名言であったか、記憶にないですが…「知ることは、自分が変わること」だという言葉を聞いたことがあります。

ということで、今週から、大学に復帰というか後期が始まりました。前期も何度か書いたように充実した学びを得ることができましたが、今日の授業もとてもエキサイティングで、後期にも期待。教育哲学&教育人間学という分野の授業で、カントやルソーの思想をひもときながら「人権」というものがなぜ生まれたのか、それは、誰が誰のために行ったものなのか、というような内容です。


(研究室のある5階からの風景。結構気に入ってます)

先生の雑談含めたお話が面白いのもあると思うのですが、漠然と、人権というのは普遍的な、無批判に「善きもの」だと思っていたので、人権という思想も誰かが誰かのために発明したものである、というのは新鮮な驚きでした。今日の授業のおかげで、歴史や物事の見方が変わり、地味に感動してまして、タイトルの言葉を思い出しました。ちょっと検索していたらこんな言葉も見つかりました!

『学問は人間を変える。人間を変えるような学問でなければ学問ではない』(安岡正篤

まさに、こういう意味ある学問を学ばせてもらってます!阪大(特に人間科学研究科)素晴らしい。お、なんだか超褒めてますね(笑)

昨朝、東京から大阪に移動してきて昨日も授業でした。恐れ多くも!修論で何を書くのか発表しろと命ぜられ、しどろもどろで発表したのですが、先生方、先輩方がやさしく厳しく突っ込んでくれ、これから何をどう取り組んでいけばいいか、道筋が少し見えた気がします。本当にありがたいです。感謝。興味関心が似ていて、私の著書にも関心を持ってくださった方もおられて、これまた感激!!!

後期もがんばっていきたいと思います!前期にがんばって単位取ったので、後期は少し楽になりそうです◎さて、これから島根にかえりまーす。


羽田空港で無性に食べたくなって朝から食べたそば。つゆが黒くてびっくり!関東の文化…??)