自由のドア

島根、ローカルジャーナリズム、ときどき鉄道

やっぱり本が好き!読書の愉悦

一昨日書いた通り、まだ疲れがとれていない感じなので、本日も自宅でおとなしく療養。本棚を眺めて、読みたくなった本を取り出して、気ままにページを繰る。海外の古典、現代の名著…時間も空間も超え、自由自在に心の旅ができる。なんて素敵でしょう!一日のんびり、至福の時を過ごしました。やっぱり本って素晴らしい。

特に、これから来年にかけて、修士論文を書かなくてはならないのです。ぼんやりと興味のあるテーマは見えているけど、どのテーマに絞って、どのようにアプローチするのかはまったく見えておらず… そのヒントも探しながらです。

再読ですが「はじめての福島学」は、大好きで尊敬している開沼博さんの著作。福島という一地方の問題を、どうやって日本全体の問題に位置づけるのか、その手法や丁寧な書きぶりは学ぶところたくさんでした。社会学的古典と言われる「ストリートコーナーソサエティ」は、記述量、分析の鋭さに圧倒されました。地域の自立を描いた先駆的名著とされる「発展する地域、衰退する地域」も、難しくて、読むのに何日もかかったけど、読んでよかった!

そうそう、「発展する地域、衰退する地域」は、先日お会いした片山善博さんが強く勧めていたので、重い腰を上げて読んだのですが、とてもよかったので、同じく片山さんに勧められながら積読状態だった「人生の短さについて」も初めて読んでみて、感じるところ大でした!!!!短い一生をよりよく生きるためのエッセンスが詰まっていて、ぐさぐさ刺さる。休養大事とか、欲望はほどほどにしておけとか(笑)仕事との向き合い方とか。高校時代から大好きだった万葉集も相変わらず、よかったなあ。

先日の久々のお休みのときもたくさん本を読んだけど、そのときは軽いものしか読めなくて。ようやく難解なものにも手を伸ばすことができているので、少しずつ回復できているのかなと思います。昨日も疲れたけどたくさん笑って楽しかったしね、今日含めて充電ができたし、また明日からがんばろう!