自由のドア

島根、ローカルジャーナリズム、ときどき鉄道

引き続き、大学いいね!の巻

夜行バスで関西に移動し、朝から大学であります。原稿の締め切りもいろいろ抱えてて、お昼休みや休憩を見つけては執筆したり。体力的、精神的にもラクではないですが、でもやっぱり、大学は知的興奮に満ちた素晴らしいところであります。

どの授業もいいのですが、ひとつくらい詳しく紹介してみますか。フィールド調査法。あまりの面白さに、質問たくさん、前のめりです。課題で、佐藤郁哉 著「フィールドワークの技法――問いを育てる、仮説をきたえる」というのを読みました。フィールドワークをしたときに、ノーツを付ける際の注意点などが書いてあるわけですが、これまで自分が取材し、原稿を書くときに気を付けてきたことと一緒でした!例えば。

・ 主観と具体的な「ファクト」を切り分ける
・ 現場メモはできるだけ早くとる
・ どこでとるかという問題は臨機応変、試行錯誤が必要
・ 疲労が激しいときは睡眠や仮眠をとった方がクオリティが上がる
・ 日付と時間は必ず書いておく
・ 現象や物事のすべてを記述し、表現することはできない
・ だからこそ、ターゲットと目的を明確に意識する
・ 略記号を使う

日常の中で、何気なく、意識してきたことだったので、あらためて整理ができて、よかった!同じテンションの友人もできましたし、今日は先生の一人から「環りの海」のことで話しかけてもらえました◎

5月13日(水)
夜行バスで京都着
大阪大学で授業