自由のドア

島根、ローカルジャーナリズム、ときどき鉄道

苦手なドライブが少し好きになったワケ〜おまけでブログタイトルの裏話

あらためて、鉄道が好きです。逆説的に言うと、運転が苦手なのです。運転しているときは運転以外何もできないし(当たり前?)、まあ確かに、自分で自由に移動できるというのはあるのかもしれませんが、鉄道は、移動しながら、本が読めたり、アルコールを飲んでほろ酔いで楽しくなったりするじゃないですか。ステキ!

というわけで、いつも運転は好んでしてこなかったのですが、最近、少し変わりました。それが嬉しかったので、ちょっと書いてみようと思いました。それは、音楽の力です!実家を片付けていたら、懐かしいというかずっと探していた昔のCDが出てきて、あと、iPhoneiTunesをきちんと導入したりで、車内で流すBGMがぐっと増えたのです。

しかし、事前に書いておきますが、私の音楽の趣味は、かなり、かなり、マニアックです。本のことはよく感動した!とか書いているのに、音楽についてほとんど触れてこなかったのは、こういう背景があります。言い訳の一つとしては、「好奇心の窓」によって音楽の好みは20代のうちに固定されてしまう、という記事にあるように、20代からほとんど聞く音楽が変わっていません。。。っていうか、むしろ10代からか…?

でも、あまり苦痛ではなくなったことが嬉しかったのと、今日も引き続きカタい原稿を大量に書いて、少し違う柔らかいことが書きたくなったのと、ゴールデンウイークだからあまりみんな読まないんじゃないかとか…いろんな要素が絡まり、音楽のことを書くことに。なんか往生際が悪いですね(笑)

では以下、私が気に入っているアーチストの、その中でも気に入っているアルバムを紹介します。

I could be free

I could be free

時をかける少女」とか、昭和な時代のイメージがもしかして強いのではないかと思うのですが。原田知世ちゃん。途中から、アーチストとして、スウェディッシュ・ポップ(swedish pop)という、北欧スウェーデン発のポップ・ミュージックに取り組み、明るく透明感ある曲調と歌声が大好きなのです。このアルバムの世界観の完成度は素晴らしいです。実はこのブログのタイトルも、知世ちゃんの曲から付けています。隠していましたが、笑(検索すればわかりますが)。人間としても憧れの人ですね。あんな風に、透明感を持ちつつ、年を重ねたいものです。

Such A Funky Thang!

Such A Funky Thang!

音楽のプロ200人が選ぶ本当に歌が上手いランキングでも2位に入っている実力派。久保田利伸。クラスの女子が文集に「好きな芸能人:稲葉浩志B’Z)」とこぞって書いていた高校時代、私一人だけ「久保田利伸」って書いていたなあ(遠い目)。安定感抜群の歌唱力。伸びやかな声がいいです。リズムもいいです。聞き惚れます。歌詞に感動したりはあまりないですが(ごめんなさい)声で十分。中でもこのアルバムの雰囲気がお気に入り。この後、ちょっとテイストが変わってしまうのですが、その前の試行錯誤な感じなのかな?そう、私が勝手にファンキーという単語を大切にしているのも久保田利伸の影響です。

1986 OMEGA TRIBE CARLOS TOSHIKI&OMEGA TRIBE COMPLETE BOX“Our Graduation”

1986 OMEGA TRIBE CARLOS TOSHIKI&OMEGA TRIBE COMPLETE BOX“Our Graduation”

そして、多分、さらに、一番マニアック。カルロス・トシキ&オメガトライブ杉山清貴じゃないんです。カルロス・トシキがいいんです(笑)強くなりたかった20代、「君は弱くない」という曲を聴いては、自分を励ましていました。強くなった今は、やさしくありたいですね。あ、話がそれました。カルロスの何が良かったのか、何でしょうね。爽やかさ? いま、あらためて聴いていて思うのは、自立した女性が描かれていたり、恋もいつかは終わるという無常感も漂っていたりで、味わい深いです。「アクアマリンのままでいて」「君は1000%」とかの曲名、意味不明で、それもまたいいんです。

さて、明日も原稿頑張ります!