自由のドア

島根、ローカルジャーナリズム、ときどき鉄道

最高の図書館が離島の島根県海士町にあった!

南の八重山諸島から島根に帰ってきました。そして、隠岐諸島の島前地域に来ています。離島づいている今日この頃…南の島と違い、冬に向かう日本海は、やはり波が高く、フェリー揺れました。ほかの乗客もみんな横になって息を潜めるような感じで、こわいくらいの静寂でした。なかなか経験したことないような。でも、到着が近づき、相撲中継が始まると、いつの間にかテレビの前で歓声を上げているという。相撲人気すごいな。ちなみに境港発着のフェリーには、ちゃんと「ゲゲゲの鬼太郎」が描かれています↓

夜は、公営塾である隠岐國学習センターによる「夢ゼミ」を見学というか取材というか。プロジェクト型で、生徒の将来の夢やキャリアデザインを明確化しながら、社会に出て求められる力と学習意欲を育む狙いです。こんな授業、高校時代になかった。あったら受けたかった!このことを詳しく書こうと思いつつ、やはり、地元・島根県の関係は、なんかうかつには書けないというか…旅に出た八重山諸島のことは、思い切って書けても、地元は逆に難しい!ということで、またあらためて…

今回は、島前地域にある海士(あま)町の中央図書館をご紹介します。入った瞬間、木の香りに包まれ、外の景色も目に飛び込んできて、開放的な気分になります。

席が窓側に設置されていて、着席すると、青空や田んぼが広がって。景色だけじゃないです、WiFiと電源あります。仕事はかどる。いや、まじで。最高です!

さらに、素晴らしいのが、カフェコーナーがあります。美味しいドリップコーヒー、紅茶、カフェオレ、日本茶、いろんな種類が豊富にあります。一杯50円。コーナーの近くで座って飲めますし、館内の席に持ち帰っても飲めます。使う人の気持ちが、徹底的に考えられていると思います。

個人的に、本が大好きなので、本を返しに来た島の人が「この本面白かったよー」って嬉しそうに話している声が聞こえるのも、微笑ましいのです^^

実は、日本で初めてクラウドファンディングを活用した図書館で、Library of the Year 2014の優秀賞も受賞しました◎こんな図書館が、島根に、海士町にあるのです。この図書館に行くために、海士町に出かけてもいいくらいだと思うのです!
http://lib.town.ama.shimane.jp

ちなみに、きのこのごみ箱が我が家と一緒。素晴らしいセンスだ(笑)