自由のドア

島根、ローカルジャーナリズム、ときどき鉄道

第1回島根UIターン交流会、開催しました

少し時間が経ちましたが、11月に開いた「島根UIターン交流会」の様子を報告したいと思います!

2年前に東京に転勤してみて驚いたのは、「島根に帰りたい」という若い人が思った以上に多いということでした。

島根っ子としては、もちろん嬉しい!!のですが、実際にUIターンする人は少ないのが現実。まずは島根県内での雇用の場が必要なのでしょうし、そんな風に思いを持っていても、忙しい毎日に追われるうち、時間だけが過ぎ、島根へのUターンは実現しない、のかな…という感じがしていました。

皆が皆、島根に帰ってほしいと言うつもりはありませんが、帰りたい人が帰ることができるようになるといいな、そのために今東京で何ができるだろう、そう考えた一つが、同じ思いを持つ人同士のネットワークや仲間づくりでした。

もう一つ、UIターン希望者に聞くと、実際にUIターンした人の体験談を聞きたい、そうすれば、自分が帰る際の参考になる、という声を多く聞きました。

というわけで、この2つを中心に、同じく島根出身の宍戸俊悟くん(奥出雲町出身)と初めて企画したのが、第1回の島根UIターン交流会、というわけです。


ちょうど、以前から懇意にしていた後輩の三浦大紀くん(浜田市出身)が、11月末でのUターンを決めたということもあり、三浦くんの体験談を聞きながら、交流するという形でした。三浦くんは「江津市ビジネスプランコンテスト」の地域プロデューサー部門で大賞を受賞するという絶好のタイミングでもありました^^


さて当日です。30人もの参加者が集まりました。ほとんどが、ゆくゆくは島根に帰りたい、という20〜30歳代の男子女子です。

国会議員秘書やNGOなど、いろんな経験をしている三浦くんから、ふるさとの役にたちたいと思ったこと、UIターンするには「とにかく決断するしかなかった」という話がありました。そうして覚悟を決めたことで、島根県内でUIターン支援をしているNPO法人・てごねっと石見さんのところにインターンに行き、その縁でビジネスプランコンテストに応募することになり、そして大賞を受賞、と、どんどん道が拓けたのだそうです。

参加者は初対面の人たちも多く、名刺交換に熱心!ある女子とは、島根に帰りたいけど、結婚したら逆に難しくなるよね…という話になり「そうか、島根男子と結婚すれば解決だ!」と盛り上がりました。

次は、島根っ子同士の縁結び大会(っていうか合コン?)を企画してもいいかもしれませんね(笑)

おっと、会場として貸し切りさせてもらったのは、浜田市出身の方がやっておられる「経堂純情酒場・太陽堂」です。ノドグロの煮付けも出てきて、最高でした〜☆

想像以上に熱い皆さんがたくさん集まってくれて、感謝感激。第2回は来年2月19日に開催予定です!