自由のドア

島根、ローカルジャーナリズム、ときどき鉄道

ようやくルポ第5弾です…

遅くなりましたが、3月から続けている「助けあいジャパン ボランティア情報センター(VIS)」(旧・災害ボランティア情報まとめサイト)の同時並行ルポの第5弾を書きました↓
少しずつ、自分ができることを

第4弾から時間が空いた理由はというと…私が運営に携わっているJCEJの学生運営4人もVISをレポートしており、最近は、その原稿をみてアドバイスする「デスク」役に回っていた、ということがあります。毎日1本以上、多いときには3本記事を見ると結構、いっぱいいっぱいです。本業もありますしね(汗)

本業では一記者なので、こうやって他人の原稿をみることはないのですが、デスクになってみると、勉強させられることが多いです。「もう少しポイントを絞ってみたら」「この一文って必要かな」などとアドバイスしていると「ああ、私もだよなあ」と、自分の原稿を客観的に振り返るいい機会にもなりました。

でも、デスク役で忙しかったから、というのは単なる言い訳なのです。本当は何回か原稿を書いたのですが、私のデスク役であるJCEJの某代表運営委員から、何回もダメ出しをくらっていた、という事情もありました。

某代表運営委員のことを知っている方なら分かると思いますが、まあ、厳しいのです。「一番面白いと思ったのはどこでしょうか」「新聞ポイなあ」などとびしびし突っ込みが入ります。リアル「鬼デスク」です。

私は自分の興味にフォーカスを絞って思い切って書くことがどうも苦手、というか、まだまだできていません。指摘を受けると悔しいですが、妥協せずに突っ込んでもらえて、ありがたいと思っています。JCEJ=ジャーナリスト教育センターらしいトレーニングをさせてもらってます。

私も学生たちの原稿をみて「うーんどうかな」と思いながら「まあ時間もないし、これでいいか」とOKを出しそうになるときがありますが、レポートしている対象は、ボランティアを受け入れたい被災地とボランティア希望者とつなぐという大事なプロジェクトです。私なりのベストを尽くすことが、関係者や読んでくださる方に対しての責任だと考えますし、また、そうしなければ、学生のためにもなりません。私も心を鬼にして、原稿と学生たちに向き合おうと思っています。