自由のドア

島根、ローカルジャーナリズム、ときどき鉄道

明日27日のNHKラジオ「まるっとしまね」矢田明子さんと出演します!

明日27日(金)17時5分〜NHK松江放送局のラジオ「まるっとしまね」に島根が誇る矢田明子ちゃんと出演します。ミニコーナーも削ってほぼ丸々1時間、矢田明子の魅力とコミュニティナースの魅力をお伝えします。こんな贅沢な機会なかなかない!ので、ぜひぜひぜひ!聞いてください!

中国地方での放送ですが、アプリ「らじるらじる」のエリアで広島を選択すれば、全国で聴けます。

NHKの担当・喜多さんのおかげで、かなり充実した内容となりそうで、とても楽しみで、ワクワクしています。メッセージも受け付けてますので、↓こちらからお待ちしています!

https://www.nhk.or.jp/matsue/program/maruttoshimane/

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「島根おこすジャーナル」vol.2 完成!明日大阪で配布開始です

島根県内の地域おこし協力隊を紹介する「島根おこすジャーナル」vol.2 完成しました。明日15日(日)の大阪・グランフロントで開かれる「しまねUターンIターンフェア」で配られる予定です。そのほか、東京と広島で開かれる「しまねUターンIターンフェア」でもですし、発行元のふるさと島根定住財団にも置いてあります。ぜひぜひ足を運んでみてください&手に取ってみてくださいー!

昨年の創刊号に続き、本宮理恵ちゃんと共同経営する株式会社MYTURNで制作しました。今回登場するのは、松江市の桐山さん、土江さん、飯南町の三宅さん、大江さん、川本町の田井さん、隠岐の島町の吉田麻菜実さん、そして、しまね協力隊ネットワークと松江市の協力隊の皆さんです。

こうして島根に生きる人たちの群像を記録できるのは私の喜びでもあります。たくさんの方々に協力していただき、あらためて感謝申し上げます。ありがとうございました!

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「ローカルジャーナリズム論」@法政大学でお話しします

博士論文の執筆が追い込みに入ってます…!でも今日、後半の大きなヤマ場を越えたのです。越えたような気がする…いや錯覚かな…どんどん自信がなくなってきた…また明日から気を引き締めてがんばります!

ということで、少し9月に予定されている活動を紹介します。

9月17日には、法政大学社会学部の集中講義「ローカルジャーナリズム論」でお話しさせていただきます。

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プレスリリースには一言も私のことは書いてないですが!ローカルジャーナリズムを実践するローカルジャーナリストとして一人目の登場の予定です。集中講義を企画した藤代さんには以前、ゲスト講義で「構造化できてなくて雑」と厳しいコメントをもらったことがあったので(涙)今回は少しは構造化したいなとちょっとずつ準備していますが、どうなることやら…応援していてくださいね!

ローカルメディアの課題を踏まえて各社の寄付で運営するという、問題意識も立て付けも面白い集中講義です。

何より登壇者が第一線で活躍する強者ぞろい。北海道から沖縄まで、新聞、テレビ、ウェブ、私のようなフリーランスも含めて9人。長年ジャーナリズムに関わってきた藤代さんだからこそ実現した顔ぶれだと思います。

博論執筆が佳境ではありますが、会いたい方、話を聞きたい方ばかりで、ローカルジャーナリストとしてこれ行かなくてどうする!ということで。貴重な機会をいただいたことに感謝しながら、地酒片手に濃厚な時間を過ごしてきます。とっっても楽しみ。講義するのは緊張するけど…

法政大学の学生向けの講義でして一般聴講はできないそうです、ごめんなさい。。取材はOKというか大歓迎ですので、メディア関係の方はぜひぜひお待ちしております〜

9月30日夜には京都の面白い書店・京都天狼院で登壇する予定です。こちらも詳細またUPしますね!

Keep Journal を誓う。2019年8月の記録

最近はちょこちょこブログを書くようになりましたね。繰り返しになりますが、やっぱり記録は大事だなと思ったためです。8月のまとめをしておきます。

8月4日、茨城町の地域おこし協力隊をしている 近藤弘志くんのお声掛けで、地域の魅力発見講座を担当してきました。近藤くんは島前高校卒業生で、著書『未来を変えた島の学校』でがっつり取材して以来のお付き合いですが、茨城の皆さまに愛されて成長している様子が伝わってきて、うれしくなりましたし、勝手に島根県民を代表して御礼申し上げておきました(笑)3月末に松江で会ってから準備を進めてきたのでした。40人くらい集まったし、ほんとよかったです。

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お盆から中旬にかけては、ひたすら博士論文を書いていました、が、その合間に、なぜか、かなり、昔取材した人たちと再会することが多かったなあ。この近藤くんをはじめ、ブログでも紹介した島前高校の火の集いもそうだし。 

そのほか『ローカル鉄道という希望』で取材した和泉大介くんと会いました。早いものでこの春から社会人になって、大人びた表情をしていましたが、社会人なりの新たな悩みというか壁もあって、相談に乗った感じでした。ちゃんとお土産とか手紙くれてうれしかったし、少しは霧が晴れた顔してたからお役に立てたならよいですが!続いて『関係人口をつくる』に登場している安部晃司くんともお茶しました。安部くんは、この春に東大の大学院に進学して、とても興味深い研究をしているのですが、また安部くんなりに将来どうするか悩みは深く、、学術の世界は確かに厳しいから、簡単なアドバイスはできなかったけど、でも、こういう思いをもってがんばっている若い世代を応援できるように(物心両面で!)私も力を付けていかないといけない、いきたいな、とあらためて思いました。

ここまでのところは、過去の著書に登場した人たち。これ以外にも、私のこれらの著書を読んでくれた若い世代と話す機会もありましたので紹介。一人目は私の本を読んで進学する高校を決めた高校生のみさちゃん。オンラインで大学進学どうするか、話を聞きました。

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もう一人が、ひなこちゃん。島根で働いている私がロールモデルの一人になったようで、うれしはずかし、ありがたいことです(詳しくは彼女の書いたnote読んでみてくださいね)。2021年春の就職に向けて活動していくそうで、こちらもすっきりしたアドバイスができたわけではないのですが、まあ糸口程度でも何かお役に立てたならいいなあ…

まあ、こうやって若い世代の人たちと会いながら、一番感じたことは、地方紙記者の大先輩である寺島英弥さんの「その場にとどまり、当事者と同じ時間を生きるのが、地方紙記者の仕事の本質」という言葉。そしてこう続きます。「Keep journal」(書き、記録し続けよ)です。本を書いて世に送り出した時点から、彼・彼女らも変わっていくし、私はでもそれを一緒にずっと見ていくことができる立場でもあるので。やっぱり、Keep journal であり続けたい!と強く誓った、そんな8月でした。『未来を変えた島の学校』の続編もいつか書きたいなーー

公共交通=地域のパブリックである。奥三河での公共交通を考えるイベントのレポートです

愛知県の奥三河地域であった、公共交通を考えるイベント。

1部のトークセッションに出た後、2部のパネルディスカッションのモデレーターをしました。まずは公共交通に関心を持ってもらうことが始まりだし、あらためて、公共交通機関って(単なる)移動手段だと思いがちだけど、社会性を学んだり住民とふれあったりできる地域の中の「公共空間」=パブリックであるということを、あらためて自覚しました。というわけで個人的にも勉強になりました。ありがとうございました!

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呼んでくれたのは、愛知県新城市の公務員・西田和裕さん。昨年の名古屋で生まれたつながりが生きていて、うれしかったなあ。

企画・準備から当日まで本当に大変だったと思います、ありがとうございました!西田さんだけではなく、奥三河地域でがんばっている人たちにたくさん触れ、奥三河地域そのものに愛着が生まれてきました。というわけで、私でできることがあれば微力ながら力になりたいと思っております。宿泊は、東栄町にあるステキなゲストハウス・だのん。オーナーの金城愛ちゃんがとてもいい感じなのです!

そして何より。西田さんが私の大好物のスパークリングワインの超特大マグナムボトル(←初めてこんなサイズがあることを知った!!)を持ってきてくれて、最高でした!飲み過ぎた…ですが、日頃、博士論文の執筆で貯まっていたストレスが、きれいに、本当にきれいにすっきりなくなったので、ああやっぱり大酒を飲むことが私のストレス解消法なんだなと思いを新たにしました(笑)

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感想をいくつか載せておきますので詳しくはこちらから!

8/24 湯谷温泉の「湯の風HAZU」で、「奥三河の公共交通の可能性」というトークイベントがあったため、秘境駅号に関わる身として聴講してきました。

地域創生、再生、ローカル線やバスなどの問題解決に取り組んでいたり、再生実績のあるパネリストの皆様のお話があり、堅いタイトルとは違って、随所に笑いを交えながら進行していく皆様の伝えるうまさと熱い思いを存分に伺いました!!

「人を巻き込む」「みんなでやる」「地域に誇りを持たせる」など脳に残るキーワードもかなりあり、みんなが問題意識を持てばどれだけ今の活動がやりやすくなるのかということを痛感しました。本当に会社内の多くの人に聴かせたい講演でした。

終わった後は東栄町の体験型ゲストハウスdanonで打ち上げに参加させていただきました!
飲みながらとはいえ、同じ方向性を向く人達の話は面白く、時間が一瞬で過ぎていきました^ ^

 

「奥三河の公共交通の可能性〜”移動手段”から”観光資源”へ〜」を開催しました。

第1部は田中 輝美さん、山田 和昭さんのトークセッション。
地図から消えて初めて知る公共交通の有り難さ、存続には公共交通と地域が一緒に良くなっていく必要があること、路線廃止の一番の原因は無関心、無理な利用促進ではなくどう興味を持たせるかということ、事業者・行政・地域がそれぞれ責任を押し付けず、自分たちに何が出来るかを先ず考え、対話とその対話を円滑に進めるコーディネーターがポイントだということを経験談を交えてお話しいただきました。

第2部は豊橋鉄道の梅村さん、奥三河学芸員の石井 峻人 (Ishii Takahito)ちゃん、県事務所のエース和田くんが登壇してのパネルディスカッション。
印象に残ったのは、豊鉄バス田口新城線の現状と廃止による影響の大きさ、人気のおでんしゃも結局1/365、大事なのはそこに力を入れ過ぎず、事業者として何が出来るかを考え実行し続けること、先ずは楽しみ小さく実行すること。

輝美さんや宇土ちゃんと関わり、飯田線に興味を持ち、石井ちゃんの活動をもっとたくさんの人に知って欲しいという思いで企画しましたが、気づきの多い1日でした。

でも、やっぱこのままじゃ自分は飯田線にあまり乗らないし、どうしたらもっと興味を持てるのだろうと思ったら、やっぱり人かな。

輝美さんが帰りの車の中で話してくれた、興味を持つ人が増えると地域のファンになるよねって言葉がずっと残ってたのと、自分の旅の目的も面白い人に会いにいくということが、今回のシンポと繋がる気がして。

今日の飯田線の運転手が宇土 晃央 (Akihiro Udo)ちゃんや近藤 雄太 (近藤雄太)ちゃん、巻井 香樹 (Kouki Makii)だったら少し会いに乗ろうと思うし、石井ちゃんが話してた面白いバスの運転手と会ってみたいから田口新城線に興味もてたし、路面電車の運転手がおでん煮たりジョッキ洗うなんて裏話が聞けたら急に親近感湧いてしまう。

輝美さんが話してた沿線の魅力を語る会はもちろん、もっと乗務員や社員に視点を向けた公共交通PRが出来ると、電車にもバスにも、関わりたい温度を感じるようになれるのかなと思いました。

自分の思う、奥三河の公共交通の可能性はこういうところかな!

今回、色々な方々に助けていただき開催を迎えました。
全国を飛び回る輝美さん、山田さんはもちろん、このお二人に関わってもらえる企画を作るために相談に乗っていただいたCBC松本 淳 (Atsushi Matsumoto)さん、JRに企画蹴られて半泣きで相談したら快く引き受けていただいた豊鉄観光の鎌田さん、梅村さん、県事務所の原所長とそのとばっちりの和田くんをはじめとする職員の方々、企画を例会にし前日も遅くまで準備に付き合ってくれた理事長鈴木 太 (鈴木太)、企画に興味を持ってくれた事務局長中嶌 充克 (中嶌充克)くん、専務原田直輝ちゃん、当日も忙しいところ参加してくれたJCメンバー、懇親会を支えてくれただのん danonの金城 愛さんとチームywyw本郷 なつ美 (本郷 なつ美 でらっくす)Wakana Toyaの2人。本当にありがとうございました。

このシンポで終わることなく、これが始まりとしてみんなで考え、次のステージに上がれるように仕掛けていきます。

 

 

地方創生第2ステージへ、シンポジウム登壇しました

都市農村論の第一人者・小田切先生の研究会=正式名称「都市・農村共生社会創造研究会」の集大成となるシンポジウムが8月27日に東京であり、出席してきました。

今回のテーマは、地方創生の次のステージを見据えたもので「プロセス重視」が掲げられました。

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プロセス重視とはいったい何なのか?ということなのですが、言葉通り、取り組むプロセス=過程こそ大事にすべきで、時間や手間も大事にしようねという意味が込められています。最近、地方創生に取り組んでいる自治体が「KPI」という短期の数値目標に追われて、住民の幸せという本質を見失ってるのでは…と感じる局面も多々あり、そういう状況も踏まえて、数字さえ達成すればいい、(とりあえず)動画をつくればそれでいい、みたいな、安直な思考停止を避けるためのおまじないになるのかなと、私自身は感じています。詳細はこちらをご覧くださいませ◎

私は関係人口について少しだけご報告。古くからの友人が見に来てくれてFacebookに書いてくれてたので、こちらも転載しておきます!

昨日は東大にて、JCAシンポジウム「地方創生の新たな方向〜農村の現場から〜」を聴講。テーマがテーマだけに、仕事として参加させて頂く。
概略として、若者の関心・移住は多様化しており、地域おこし協力隊だけではない、地域との関わり方、しごとのあり方が論点になっていた。
畏友である田中輝美さんからは、移住と無関心の間を埋める関係人口を増やすことで、地方に関わる人を増やす、関係人口のあり方が提起された。
所用のため最後まで聴講できなかったが、こういった場で輝美さんの話を聴くことになるとは不思議なもので、奇縁を感じるばかり。 

 

はばたき荘でお祝いパーティー

我らがちえちゃんのハッピーバースデー大会@はばたき荘でした。島根大学生たちによる手作り餃子でお祝いし、笑いの絶えない時間。ちえちゃんのご飯は、単に美味しいだけではなくて、驚きや感動が必ずあって、人を幸せにするご飯だなといつも思います。苦しい博士論文執筆も、ご飯の美味しさに救われてがんばれてるので、感謝の気持ちでいっぱいです。ハッピーな一年になりますよう。学生のみんなもありがとうー!

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