島根県の海士(あま)町観光協会が運営していて、全国の離島の食材を使った料理が食べられます。今月のフェアは愛媛県の大三島。
ランチのイノシシ肉団子汁定食をいただきました。美味しかったー!
詳しくは、26日付けの山陰中央新報「しまね未来探訪」で!
神津島にやってきました。フェリーから見た島の景色はこんな感じ。正面に見えている一番高い山が「天上山」で、山そのものが島みたいな感じの島でした。
車のナンバープレートは品川ナンバー。そう、ここは東京都なのです。夜の講演の前に、郷土資料館と図書館に連れて行っていただきましたが、2つとも立派な建物で、さすが東京都、財政が豊かなのね…と納得でした。資料館は、黒曜石が昔からとれて、漁業で栄えた島の様子が伝わってきましたし(そうそう、資料館に貼ってあった朝日新聞の記事が面白くて、ふむふむ…と読んでいたら、いつもJCEJでお世話になっている依光さんの記事で、びっくり!)図書館もゆっくり時間を過ごすことができて、仕事が捗りました。夕方からは、すぐ近くにある小学校から小学生たちがたくさん来て、にぎやかでした(笑)
行けませんでしたが、クラフトビールのお店ができていたり、京都から移住した夫婦が営むレストランがあったり、ほかにもゲストハウスの開業が相次いでいたりと、移住者が増えてきて、島が変わってきている様子でした。
休業した旅館を活用したフレンチレストラン「さわやコルドンブルー」。 京都の人気店を畳み、70歳を前に移住した理由。 | HAPPY TURN/神津島
やっぱりここでも、田園回帰的な地方が見直されてきているんだなあと、面白い動きが起こっているという島根との共通点を感じる一方、金目鯛が特産で、田んぼは存在しなくて、でもわき水が豊富なことなど、島根の隠岐の島々との違いも感じたり。
島根を拠点にしているローカルジャーナリストではありますが、島根にいるばかりではなく、こうして他地域に出掛けることで、島根を相対化することができて、地元島根をより深く知ったり魅力や課題を考えることにもつながるので、やっぱり大事だなとあらためて思いました。
先週末、松江市にある谷口印刷(ハーベスト出版)の創業60周年のお祝い会がありました。あらためて、おめでとうございます!!
ハーベスト出版は、著書『地域ではたらく「風の人」という新しい選択』の出版元。法政大学藤代ゼミの学生と一緒につくるという初めての難しいプロジェクトでしたが、福田さん、沖田さんという腕のいい編集者のおかげで、多くの人に読んでもらいたいと心から思える作品ができました。
このプロジェクトがモデルとなり、続いて、島根大学の学生とハーベスト出版と一緒に『三江線BOOK』『木次線ローカルガイド』をつくる機会をいただき、チームで本をつくる面白さに私も目覚めました。お祝い会でも、谷口社長から「こういう本の作り方があると知れて良かった」と声をかけていただき、感謝です。
一緒に仕事をしたい、本をつくりたいと思えるいい出版社が地元にあるということは、ローカルジャーナリストとして本当に幸せなことだなと感じます。地域の歴史や文化を記録した本もたくさん出版されていて、頭が下がります。次は何を一緒につくろうか、妄想してワクワク。引き続き、よろしくお願いしますー!
そういえば!島根大学の学生とつくった『木次線ローカルガイド』が、2018年の「島根本大賞」にノミネートされているので、ぜひぜひ投票お願いします◎
名古屋大学の加藤博和先生から突然、そういえば松江に行くよと連絡をいただき、先週土曜日、講演などの合間を縫って会うことができました。加藤先生はリスペクトする地域公共交通の専門家!今年2月の木次線沿線魅力大発表会にも駆け付けてくださいました。有意義な意見交換ができて感謝。やっぱり、その道の専門家の方とつながって、定期的に会って、情報をアップデートするのはすごく大切だと考えています。
教えていただいた情報は、松江市で行われているという、国土交通省が推進するグリーンスローモビリティ(電動カート)を活用した「地域共助型モビリティ」の実証実験!面白そうではないですか。実証実験とのことで、本格稼働したらぜひ取材に行きたい。私が愛しているローカル鉄道との連携、役割分担もできそうです。先生のFacebookを転載。
松江市におけるグリーンスローモビリティの実証実験について、現地で試乗の後、中間報告会に出ました。この実験は「エコ×ユニバーサルな松江のまちづくりを考える会」という民間主体の組織が行っていて、事務局は「社会福祉法人みずうみ」さんです。福祉の面から公共交通に関心を持っていただくのは今後とても必要やことで、グリーンスローモビリティはそのツールとしてとても合っていると思います。中間報告会では私からは今後の注意点を述べました。特に、地域住民との関係(運営団体だけ盛り上がりすぎると上滑りする)、市の交通政策との関係(網計画では明示的に扱われていない課題に取り組んでいる)について指摘しました。厳しい言い方だったかもしれませんが、単にローカルに盛り上がるだけに終わるのでなく、「Re×hope」という愛称をそのアプローチとともに全国に広めていただきたいと願うものとして申し上げました。
さて、終了後、東京からお越しの皆様はすぐに空港に向かいました。そして会場の玄関に、田中輝美さんにお越しいただきました。1時間弱しかない中、本当にありがとうございます。田中さんは今回の実証実験についてご存じなかったのですが、木次線のようなローカル鉄道線の駅フィーダーとして使える可能性があると私は考えており、この機会にインプットさせていただいた次第です。それだけでなく、JRのローカル線の将来がいっそう厳しくなっていることに対して一緒にできることが今後もありそうですし、ご活躍を期待しております。
加藤先生についてはこちら!
朝から鳥取県東部を走る若桜鉄道へ。こちらのイベント登壇です。
なんと70人近い方が参加してくださいました!会場は、隼駅近くの隼Lab。
講演と、若桜鉄道の魅力を語り合うパネルディスカッションの司会を務め、若桜鉄道の盛り上げ隊の本田さんや廃校活用をがんばる高校生の内田さん、鳥取大学鉄道研究会の松川部長などなど、パネラーの方々の地元愛に感動しました。
続いて参加者の皆さんと観光列車「昭和」に乗車し、すっかり満喫しました!
鉄道の話題は主にTwitterでつぶやいていて、そのつながりのフォロワーさんもたくさん来てくれて嬉しかった!イベントの開催を一緒に協力してくれた鳥取大学鉄道研究会のみんなとの記念撮影。ありがとうー!また会おう!
鳥取大学鉄道研究会の皆さまとは、4月に会って以来。なんとか5県のネットワークづくりも進めていきたいですが、そのためにも芸備線の再開が待ち遠しいです!
<追記>
若桜におられて、以前から親しくさせてもらっている北内泰久さんが、写真を撮影してくださったので、記録というか記念としてUPします!
鳥取市用瀬(もちがせ)にある民泊「もちがせ週末住人の家」に来ました!「週末住人」というコンセプトが「関係人口」にも通ずるところがあって気になっていまして、一度取材して以来、泊まってゆっくり話したいなあと思っていたので、ようやく念願叶いました。
都市と地方の両方を知る若い世代と、問題意識や興味関心をすり合わせて解像度を上げていく感覚、時間はほんと楽しい。あらためて、このメンバー&場所のポテンシャルの高さと、いまの地方の面白さを象徴している場所だなあと思いました。
もちろん地酒片手に。地元の鹿肉ジビエも美味しかった。
宿泊場所としてもとても快適で、鳥取に来るときはぜひまた使わせてもらいたいです。JR因美線もあるし。岩田くん、松浦くん、深沢さん、ありがとうございました◎ 皆さまも鳥取にお越しの際はぜひー!