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自由のドア

島根、ローカルジャーナリズム、ときどき鉄道

2017年3月の読書記録

3月は、あまり公表していなかったのですが、実はかなり大きく体調を崩してしまい、疲れがどっと出たという感じだと思うのですが、屋内でおとなしく本を読みゆっくり過ごしながら回復を待つという期間がありました。そこで久しぶりに大量に読書。やっぱりインプットが大事だなと、とても思いました。まとめて読んだ本の記録。この中には、年末の「巡り合えて良かった!本セレクション」に確実に加わるであろうものもありました!救われました。本とのステキな出会いに感謝。

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【ご報告】大学院修了、修論が人間科学研究科賞を受賞!

ご報告遅れましたが、何とか無事に大学院を修了しました!素晴らしい先生と先輩方に恵まれ、授業も研究室も最高に楽しかった。大阪大学人間科学研究科で学ぶことができてよかったです◎

さらに執筆した修士論文「人口減少時代におけるよそ者との地域再生島根県を事例に」が優秀論文賞をいただき、感激。来月には加筆修正したものがブックレットとして発刊されますので、ご興味ある方はご連絡ください…!

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あらためて指導してくださった吉川徹先生、川端亮先生には本当に本当にお世話になりました。答えを教えてくれるというより、私に対して常に問いを投げかけ、思考が深まる補助線を引いてくださったように思います。特に吉川先生のサジェスチョンは本質的で、すぐに答えが見つからないので苦しくもありましたが、だからこそ自分の力になった部分があるのだと感じます。

そしてそして、経験社会研究室の先輩方。アカデミズムの作法もまったくわからず、最初は不安でいっぱいでしたが、丁寧に親切に助けてくれました。

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書けなくて苦しんだ修論。昨年の年末、しかもなんと12月31日に「読んでコメントください」と執筆途中の修論を4人の先輩に送りつけてしまったのですが、ありがたいことに、ここまで細かく見てくれるのか…!とコメントびっしりだったり、箇条書きによるコンパクトで適切な指摘だったり、皆さんがきちんと返してくれました。そのコメントや指摘を一つ一つ考えていく中で、問題の所在や弱点に気付き、ブラッシュアップすることができました。

それだけお世話になった論文だったので、人間科学研究科賞に選ばれたと連絡をもらったときは、妥協せずに苦しんで書いて良かったなと、恥ずかしながら久々に声をあげて泣いてしまいました。この賞は、経験社会研究室の底力、その結晶だと思っていますし、先生と先輩方には感謝してもしきれません。

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1年目は毎週、大阪に通いました。朝5時起きでの特急やくもはツラかったですが、でもどの授業も面白くて、新しい発見があって毎回楽しみでした。2年目は論文指導だったので月1回程度でしたが、先輩方との会話が楽しみでした。

大学院に入って本当に良かったです。学び直せる社会人入学、オススメです。私自身も今後、博士課程に進むことも視野に入れて考えているところです。

ブックレットの詳細はまたあらためてお伝えします!

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最近気になった記事5選〜大相撲と新しい暮らし方・働き方

最近立て続けに考えさせられたり、参考になる記事があったので、備忘録的に。

大相撲の稀勢の里は私も好きで応援してますが、照ノ富士も好きです。で、最近気になっていることがあって。その関係の2本。

続いて新しい暮らし方、働き方について。「Hoffice」「一人出版社」いいなあ。

最後は「よそ者」と楽しさと地域課題解決について。

lab.machimachi.com

JR木次(きすき)線がこれから盛り上がる予感

前日の京都から島根県雲南市に移動して、JR木次(きすき)線を地域づくりに生かすをテーマに講演させていただきました。開通80周年とのことです!

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皆さん熱心に聞いてくれて、行政とJRの方たちも含めていい感じで前のめりで、これからJR木次線が面白くなると確信しました!

お声掛け本当にうれしくありがたかったですし、昔からのご縁、新しいご縁、それぞれつながり広がり、助けられているなあとあらためて。ご縁に感謝。あ、移動手段はもちろん、JR木次線で行きましたよ◎

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京都での「働く」を考えるイベント、無事に終わりました

「働く」がテーマの京都のイベントでは、岩國育英財団奨学金つながりの20年来の友人、浅利美鈴ちゃんと岩谷彩子さんと再会。二人とも京都大の准教授!ものすごく久しぶりだったけど、時間も距離も一気に飛び越えて濃い時間を過ごせました。友人っていいなあ。

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イベントの前に立ち寄った京都市役所では、国交省から出向中で以前からお世話になっている小笠原副市長、そして大学時代の親友の一人である田中景子ちゃんにも再会できました!なんてステキなことでしょう。写真はとってもクラシカルな京都市役所。

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「ローカル鉄道という希望」が第42回交通図書賞奨励賞に選ばれました!

『ローカル鉄道という希望ー新しい地域再生、はじまる』が、第42回交通図書賞奨励賞をいただきました!!交通図書賞は「共催:交通協力会、交通新聞社。交通に関する優秀な図書を選び、広く推奨することで、交通知識の普及・交通従事者の教養の向上を目指すものとして、昭和 50 年度に制定された賞」ということです。

魂を込めて書いた本なので、心からうれしいです。関わってくれたすべての皆さま!本当にありがとうございました!!!!!

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ここから少し長くなります。

私、というか、ジャーナリストは、書くことしかできません。私がこの本を書けたのも、各地で奮闘しておられる鉄道関係者がおられたからです。取材に行ってその方たちの情熱に触れ、これは伝えたい!伝えなくては!!と、突き動かされるような、託されているような、そんな気持ちになり、書き続けることができました。

そういう意味では、この賞は鉄道関係者の方々と一緒に受賞したものだと思っていますし、一緒に喜びたいなと、そう思います。

そして次に、取材して書いただけでも、広く読んでもらうことはできません。出版社、今回は河出書房新社が出版するという決断をしてくれ、おかげで書籍として世に送り出すことができました。

特に担当してくれた編集者の藤崎寛之さん。編集者として素晴らしい仕事をしてくださいました。タイトルに「希望」とありますが、実は私は自分の原稿の中では「希望」という言葉をほとんど使っていません。

それなのに、藤崎さんが「ローカル鉄道という希望ー新しい地域再生、はじまる」と付けてくれたのを見て、ああ、私が描きたかったのはこういうことだったのだと、初めて気付きました。授賞式にて藤崎さんと。

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藤崎さんは、今回の授賞式でも、恥ずかしいですが、私のバイタリティに触れてこのタイトルを思いついたこと、そしてこれからもローカルジャーナリストという挑戦をしている私を応援してあげてほしいことなどを挨拶で言ってくださいました。嬉しくてありがたくて、涙が止まりませんでした。

たくさんの人に助けてもらって、支えてもらって、活動できています。感謝しながら、ローカルジャーナリストとしていい作品をつくるということで返していきたいと、あらためて心に誓いました。

そこで、お願いが1つあります!

もっとこの本を一人でも多くの人に届けたいと思っています。重版もぜひしたいです… 皆さまが友人に勧めてくれたり、SNSで紹介してくれたり、なんでもいいので、お力添えいただけませんでしょうか!!

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最後に。ジャーナリストとして、人と同じものを書いていてもしょうがない。だから、光の中の影、または、暗闇の中に光、を書くことに興味があり、そういう仕事をしたいとも思ってきました。

そういう中で、この本を通じて、私はやはり、暗闇の中の光を描きたいのだと、つまり、この本で言えばローカル鉄道のように希望がないと思われているところにも存在している希望を描きたいのだということを再認識しました。

これからも、私がフィールドにしている島根をはじめとした地方に生きる人々の希望を描いていきたいなと、思っています。次作も決まっていますので、またお知らせします。引き続き応援よろしくお願いします!!!

「働くこと」を考えるイベント@京都 3月28日です

「働く」を考えるイベント@京都に登壇させてもらいます!大学時代からの畏友・浅利美鈴ちゃん(京大准教授)のお声掛け。

働き方に関心がある学生や社会人の方はもちろん、私がフィールドにしている地域(地方)や、美鈴ちゃんがフィールドにしている環境、そして会場の京都のステキな町屋に関心がある方などなど、ぜひお越しください◎◎

美鈴ちゃんは京都、私は大阪で、大学は違いましたが、岩國育英財団という奨学金のおかげで出会いました。ほかの奨学金メンバーともよく集まって、語り合い、青春の思い出の1つ。いつか一緒にお仕事できたらうれしいなあなんて思っていましたが、実現するとは!お互いの歩んできた道がどんな風に交差するのか、とても楽しみです。

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日  時: 平成29年3月28日(火)午後6時~8時
島根から:「地域で働くということ」
      田中輝美 氏(ローカルジャーナリスト)
学堂から:「環境をテーマに働くということ」
      浅利美鈴(京都大学大学院地球環境学堂 准教授)
司  会: 吉野 章(京都大学大学院地球環境学堂 准教授)
協  力: 嶋  臺 (しまだい)